2021年最新版!既婚者の何割が夫婦関係に満足している?
コロナ禍で家で過ごす時間が増えましたよね。家にいる時間も長くなり、家族の関係にも変化があったという方も多いのではないでしょうか?
株式会社リクルートが運営する『リクルートブライダル総研』では、「夫婦関係調査2021」を実施。今回はコロナ禍による最新の「夫婦満足度」をご紹介します!
2021年「夫婦関係に満足している」割合は「67.2%」!
最新の調査によると、既婚者の約7割が夫婦関係に満足していることがわかりました。
この数字は4年前と同水準であり、コロナ禍で夫婦一緒に過ごす時間が増えても、7割の人が良好な関係を維持しているようです。
夫のテレワークは「夫婦関係満足度」に影響アリ!
7割の夫婦が「夫婦関係に満足している」一方、共働き夫婦や夫のテレワークなど「夫婦の就業形態」が夫婦満足度に影響しているようです。就業形態別にさっそく見ていきましょう!
【共働き世帯】
妻・夫共に夫婦満足度が「上がる」傾向のようです。
テレワークの利用などで、同じ家で仕事をしながら、一緒にいる時間が増えたことは会話の増加や家事の分担がしやすく、良好な関係になりやすいのかもしれません。
【専業主婦世帯】【兼業主婦世帯】
「専業主婦世帯」では、夫の満足度は上がるが妻は下がり、「兼業主婦世帯」では夫・妻共に下がる傾向にあるそう。
夫がいることで食事や掃除の負担など、一人でいるよりも家事の量は増えますよね。さらに、テレワークで夫が家にいても、うまく家事の分担ができない場合、妻の「心理的ストレス」と「身体的疲労感」が増加してしまうようです…。
「結婚時に行ったこと」って夫婦満足度と関係ある?
今は延期になりがちな「結婚式」や「新婚旅行」などの結婚時のイベントですが、これらは「夫婦満足度」に関係しているのでしょうか?
結婚時に、結婚を機に実施するイベントを経験した人は、それらを経験していない人よりも、夫婦関係に満足している割合が高いことがわかりました。
各イベントは、互いの人間関係や育ってきた環境、価値観のすり合わせをする機会が得られ、相互理解が深まるきっかけになっているそうです。コロナ禍で延期になっているという方も、コロナが落ち着いた後にイベントを行と夫婦関係がさらに良好になるかもしれません。
日頃からの会話の積み重ねでコロナ禍でも夫婦円満に♡
コロナ禍により夫婦関係満足度が上がった人は、夫・妻共に「配偶者に感謝の気持ちを伝える」「1時間以上の夫婦二人での会話」を行っている頻度が高いこともわかりました。
このように、夫婦円満の秘訣は日常でできることの積み重ねのようです♡夫婦関係に満足できていないという人は、日ごろからの会話を意識してみると良いかもしれません。(広川彩希)
情報提供元/株式会社リクルート