クアンクヘア、レモン少年…いくつ知ってる? 2021年下半期Z世代トレンドランキング
2021年も残りわずかとなりましたが、Z世代に流行ったものやこと、いくつ知っているでしょうか? 株式会社Creative Groupが16歳から22歳の女性100名を対象に行った調査を元に、2021年下半期のZ世代トレンドを部門別にご紹介します!
プリクラポーズ部門
3位:ヤマハート
3位は、人差し指を顎先でクロスさせる「ヤマハート」。Hey! Say! JUMPのメンバー、山田涼介さんが考案したポーズです。顔をうるうるに決めてから、可愛くヤマハートすれば更に可愛さが引き立って、盛れる写真になるだけでなく、小顔効果もあって”可愛い”と山田君のファンを中心に人気を集めています。
2位:レモン少年
2位は、レモンを初めて食べた少年がとった眉を指さすようなキメポーズ「レモン少年ポーズ」。レモン少年は、TikTokでバズった投稿から生まれた用語。実際の投稿では、レモンを初めて食べた海外の少年が、酸っぱい顔をした後、少しキザな表情を見せながらL字型にした人さし指と親指を眉毛に当ててポーズをしています。TikTokをみた視聴者が「面白いな」と感じ、真似する女子高校生が続出しました。
1位:ちゅきちゅきポーズ
1位に選ばれたのは、指を閉じたポーズをしてちょっと曲げ、その指をほっぺに食い込ませる「ちゅきちゅきポーズ」。ちゅきちゅきポーズは、11月12日に念願のCDデビューが決まった、なにわ男子の大西流星さんが発案したポーズです。なにわ男子公演のMCにて、あざとい男子代表大西くんがちゅきちゅきギャグとしてとっさにとった可愛さバツグンのポーズが流行し、話題になりました。
グルメ部門
3位:焼き芋サンド
3位は、数々のTV番組でも紹介され話題沸騰中の「焼き芋サンド」。苺・みかん・キウイフルーツ・バナナなど大きな輪切りのフルーツをあしらった「フルーツサンド」は以前「萌え断サンド」として人気になりましたが、2021上半期のトレンドは贅沢にのった「焼き芋サンド」。茨城県産のさつまいもと生クリームがぎっしりと詰まった焼き芋サンドは、お芋好きを続々と虜にしているようです。
2位:すしトッツォ
2位は、イタリア発の人気スイーツ「マリトッツォ」をイメージした「すしトッツォ」。 テイクアウト寿司チェーン店・古市庵の新商品「すしトッツォ」が、またたくまにSNSで拡散されて話題になっています。口コミでは「まんまるで可愛い」「マリトッツォみたい」「見た目のインパクトがある」と、ハマる人が続出しているようです。
1位:カルメ焼き作り
1位に選ばれたのは、Netflixでも話題の超人気韓国ドラマ「イカゲーム」に登場した「カルメ焼き作り」。ゲームに失敗すると命を奪われてしまうちょっと怖い韓国ドラマ「イカゲーム」に登場する型抜きをお家で再現する人が増えています。材料は全て100均一で揃えることができて、誰でも簡単に作れるためSNS上では「#カルメ焼き作り」の動画があふれています。
ヘアスタイル部門
3位:ウルフボブ
3位は、髪の毛の表面にレイヤーカット(段のあるカット)が入っているのが特徴の「ウルフボブ」。サイドや襟足には軽さを出し、シルエットに変化をつけています。ウルフボブは、髪の毛のシルエットがオオカミの毛のように見えることから、ウルフボブと呼ばれています。スタイリング次第で、クールにもフェミニンにも仕上げることができる優秀なヘアスタイルです。
2位:ワイドバング
2位は、定番のぱっつん前髪をこめかみまで延長して幅広く作ったヘアスタイル「ワイドバング」。ワイドバングにすることで、おしゃれでこなれ感のあるヘアスタイルになり、簡単にイメチェンができます。女優モデルの小松菜奈さんやアーティストのあいみょんさんなど、人気の高い芸能人も取り入れているヘアスタイルです。
1位:クアンクヘア
1位に選ばれたのは、さりげない巻き髪で髪の毛に”くびれ”を作る韓国のトレンドヘアスタイル「クアンクヘア」。「クアンク」とは韓国語で、「着飾っているようで着飾っていないような」という言葉。ナチュラルなのに誰が見てもおしゃれな雰囲気が出せるだけでなく韓国っぽ女子に近づけるクアンクヘアがトレンドの最先端を行く若い女性の間で話題となりました。
コト・モノ部門
3位:DSフォト
3位は、Z世代が小さい頃使っていたゲーム機DSを使用した「DSフォト」。懐かしのDSのカメラの画質が、レトロで可愛くて映えると人気を集めています。
2位:推し活
2位は、アイドルやキャラクターなど自分の推しを応援する活動「推し活」。コロナ禍で推しに会えない代わりに、様々な形で推し活をするのが流行っています。推しのトレカやアクリルスタンドなどを出かけ先に持って行って写真を撮ったり、イメージカラーの物を購入したり、推しの名前をキーホルダーにしたりと、SNSを通して推しの魅力を伝えています。
1位:イカゲーム
1位に選ばれたのは、Netflixで超人気の韓国ドラマ「イカゲーム」。Instagramでは、イカゲームのキャストが着用していた緑のジャージや、赤の作業服などを着て、写真やプリクラを撮るZ世代があふれています。さらに、K-POPアイドルや女優、モデルなど多くの芸能人が今年のハロウィンに、第1話「だるまさんがころんだ」で印象的だった「ヨンヒ人形」のコスプレを披露していました。
体験型スポット部門
3位:西武園ゆうえんち
3位は、今年の5月にリニューアルオープンした「西武園ゆうえんち」。まるで昭和時代にタイムスリップした気分になれる同施設が若者の間で話題に。園内で使えるお金はレトロ感溢れた「西武園通貨」で統一されており、異世界空間を味わうことができるテーマパークです。
2位:アトア(átoa)
2位は、今年の10月神戸にオープンしたアクアリウムとアートを掛け合わせた新感覚の劇場型アクアリウム「アトア(átoa)」。アトアはシックで神秘的な内装がおしゃれで映えるとSNSで話題を呼んでいます。珍しい動物を含めた約100種類3,000点もの生き物達に出会うことができるだけでなく、舞台美術やデジタルアートなど五感で楽しめる演出を融合することで、従来の水族館とは異なる体験を感じられるスポットです。
1位:香水作り
1位に選ばれたのは、自分だけのオリジナル香水が作れる「香水作り」体験。香水作りで人気の「THE FLAVOR DESIGN」では、香りや色、ボトルやキャップ、ボトルに貼るラベルの文字を入れることができて、世界に1つだけのオリジナル香水をゲットすることができます。
2021年Z世代の下半期のトレンドは?!
2021年下半期のトレンドは、「YouTube・TikTok」の影響を強く受ける結果となりました。Z世代のトレンドには「YouTube・TikTok」が切り離せない関係であることがうかがえます。
また、5部門中3部門が韓国発のトレンドを占めていることから日本のZ世代の流行には、韓国が大きな影響を与えている現状があらためて浮き彫りになりました。Withコロナも2年目となり、外出自粛によるおうち時間が昨年に引き続き、YouTubeや動画配信アプリで韓流ドラマや韓国アイドルを見る機会がさらに増えています。結果的に韓流ブームに後押しされる形で、韓国に興味を持つZ世代が増えたことが影響していると考えられますね。
情報提供元/株式会社Creative Group