「徒花」って読める?「とはな」ではなく…

「徒花」って正しく読めますか?


聞いたことのある日本語でも、漢字表記になると急に読めなくなってしまうことってけっこうありますよね。たとえば、欠点・欠陥を意味する「瑕疵」や、全てに及んでいることを意味する「普く」、恐ろしい夢を見て、眠ったまま苦しそうな声を立てることを指す「魘される」など。

そんな「知ってるけど意外と読めない」日本語クイズから、本日チャレンジしていただくお題はこちら!

「徒花」

漢字自体は簡単ですが、熟語になると意外と分からないものですよね。ちなみに「とか」ではありません。「徒」の読み方がポイントなのですが…。まずはヒントを見てみましょう。

 

■ここでヒント!

小学館デジタル大辞泉によると、「徒花」の意味は次のとおりです。

  1. 咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実 (じつ) を伴わない物事。むだ花。「―を咲かす」「―に終わる」
  2. 季節はずれに咲く花。
  3. はかなく散る桜花。

特に、1の意味が身近なのではないでしょうか。小説などでもよく見かけますよね。「徒」という漢字の意味を色々考えると浮かんでくるはず。そろそろピンと来たでしょうか? では正解を見てみましょう。

 

■正解は、こちら!

「徒花」の読み方、正解は「あだばな」でした! (いたずらばな、むだばなと読むことも)「徒」の訓読みには「いたずら(に)」「むだ」といった読み方があり「むなしい」「役に立たない」という意味もあるとのこと。植物の花の名前だと間違えてしまわないよう、この機会にしっかり覚えておきましょう。

CanCam.jpの日本語クイズは毎朝6時に更新中。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね♪(澤夏花)

 

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