「無理に料理へのモチベーションを上げなくていい」速水もこみち流・おうちごはんが1冊の本に【独占取材】

長身のスラっとしたスタイルに爽やかフェイス、そしてスマートに料理をする姿…世代問わず大人気の俳優、速水もこみちさんの珠玉の70のレシピを知ってますか?公式YouTubeチャンネル「M’s TABLE by Mocomichi Hayami」もおなじみの、料理上手な速水もこみちさんが、家族やパートナー、 友人etc. 大切な人に食べさせたいおうちごはん70皿をまとめた一冊の本が話題に。

大切な人に食べさせたいおうちごはん
・著者:速水もこみち
・定価本体:¥1,760(税込)
・発行:株式会社KADOKAWA

「料理は最強のコミュニケーションツール」と語る速水もこみちさんが提案する、一見手が込んで見えるけれど、手順は超シンプルなレシピの数々。食卓についた人に「わっ」と歓声を上げてもらえるようなアレンジや盛りつけの工夫など…料理初心者さんでもプロ並みの料理が作れる、スペシャルなレシピ本。料理を通してさらに素敵なおうち時間を過ごしてもらえたら…という願いを込めて作ったんだそう。

そんな速水もこみちさんの本をご紹介しつつ、CanCamだけに、シーン別「速水もこみちさん的おすすめレシピ」など…5つの質問にも答えていただきました♡

■profile:速水 もこみち

東京都出身。テレビドラマや映画など、俳優として活躍するほか、テレビ番組内の人気コーナーで2000品を超える料理を披露し、新たなスタートとして開設したYouTubeチャンネル「M’sTABLE by Mocomichi Hayami」が大人気。和漢薬膳師、野菜コーディネーター、ハーブコーディネーター、チーズソムリエ、スパイスインストラクターなど多数の資格を持ち、2016年には自身のキッチン用品ブランド「MOCOMICHI HAYAMI」をプロデュース。

書籍「大切な人に食べさせたいおうちごはん 70皿」って?

Daily、Weekend、Anniversaryの3部構成に分かれているレシピ本。レストランにありそうでない、おいしくて気分が上がるビジュアルのお料理を、その時々に合わせて提案しています。

【Daily】

なんでもない日、仕事終わりにサクッと作れて、時々 ”アガるサプライズ”が仕込まれたメインディッシュが勢ぞろい。【Daily】の掲載レシピは、しらすとキャベツのアンチョビパスタ、シュリンプガーリックライス、夏野菜のグリルカレー、スパニッシュオムレツ、海老とあさりのリゾット、和風ハヤシライス、四川風麻婆豆腐、クラシックバーガー、づけ丼、ごましゃぶそば、サーモンのクリームソース、オリジナルガパオ、チキン南蛮などなど。

簡単なのに満足感がある料理は、時間がない日にもってこい。速水もこみちさんお得意のおしゃれな盛り付けで、「なじみ深いこの料理がこんなにおいしそうに見えるの?!」なトリックも見逃せません♡

【Weekend】

お酒がすすむ贅沢なおつまみを中心に、世界を旅しているような気分が味わえるラインナップ。 【Weekend】に掲載のレシピは、ニョッキジェノベーゼ、ケバブ、シチリア風オレンジサラダ、アクアパッツァ、骨付き鶏のスープ、カリフラワーのステーキ、チョップドサラダ、ビーフストロガノフ、メキシカンタコス、ローストビーフの肉じゃが、ムール貝のワイン蒸し、ミニパンケーキ、デトックスドリンクなど。

海外旅行に行きたくてうずうずしてる人に愉しんでほしい料理たち。ゆっくり週末に作って、食べて癒されたい♡

【Anniversary】

楽しくシェアして会話も弾む♡ 特別な日のための最強メニュー。【Anniversary】に掲載のレシピは、セビーチェ、ビーフクリームソース、エスニックフィッシュ&チップス、ウェリントン、てまり寿司、カラフル生春巻き、シェアヨーグルト、ラズベリーショートケーキなど。

レストラン顔負けの料理たちは、おうちでまったり過ごしたい記念日にぴったり。これからやってくるクリスマスやお正月など…大切な人と食卓を囲みたくなります♡

シーン別!速水もこみちさん的おすすめレシピは?

Q1.彼氏に初めて手料理を振る舞うときにおすすめのレシピは?

A.「鶏ごぼうの炊き込みごはん」

「初めて手料理を振る舞うときって、きっと力が入りすぎちゃうと思うので…まずはボタンひとつで簡単に作れる料理が良いと思います。その日は料理ももちろん大事ですが、なにより相手の方との会話が一番大事な気がします。料理ができるまで楽しい会話をしつつ、料理ができた後も、炊き込みご飯をきっかけにまたひとつ楽しい時間を過ごせるんじゃないかな、と思いオススメします」

Q2.SNSでバズらせたいときにおすすめのレシピは?

A.「カリフラワーのステーキ」

「バズるかどうかはわかりませんが…カリフラワーをステーキにするのはなかなか他に無いと思います。基本的に茹でたり炒めたりする食材ですが、それを大胆にカットして焼くと、またひとつ違ったおいしさを味わえると思いますし、スパイスやハーブをプラスするのもおすすめですよ!」

Q3.たまの帰省で、両親に喜んでもらいたいときにおすすめのレシピは?

A.「アクアパッツァ」

「これはもう今の時代には定番になりつつある料理です。魚をまるごとじゃなく切り身でも作れますし、冷めてもおいしいので、たまの帰省で両親と料理に合うお酒でも飲みながら、メインにアクアパッツァがあると素敵な時間を過ごせるのではないかとな思います」

Q4.この本の中で、ご自身でもよく作る料理ベスト3は?

第3位は…「ビーフクリームソース」

「お肉もマッシュルームも好きなのでこのメニューにしました。クリーミーなソースが料理をワンランクUPさせてくれます!記念日などにも活躍するレシピだと思います」

第2位は…「セビーチェ」

「ペルーやメキシコ料理に出てくる一品です。ビールやワインが好きなので、それらとセビーチェの組み合わせは最高です!辛さが良いアクセントになってくれます」

第1位は…「チョップドサラダ」

「野菜が好きなのでサラダにしました。ルールはなく、余った野菜をまな板の上で刻むだけなので簡単!ドレッシングもその日の気分で変えちゃいます」

Q5.「仕事から帰宅して料理を作るのが面倒…」という日のモチベーションUP法は?

「僕も料理が面倒なときはあります。でも必ず1日1回は冷蔵庫を開けるので、何かしら習慣で作っちゃいます(笑)。僕の場合は、作るのもそうですが、食べることも好きなので…それが料理のモチベーションに繋がってます。あとは、食材のロスをなくしたいのもひとつの理由で、最近は余った食材で新たなレシピ開発等もしています。

でも個人的には、無理に料理のモチベーションを上げる必要はないのではないかと思います。人それぞれ生活リズムが違いますから、時間に余裕があって、料理が作りたいなあと思ったときに作ればよいのではないでしょうか」

Q6. 次はこんなレシピ本が作りたい!など構想はありますか?

「CanCam読者のみなさんはどういう料理がお好きですか(笑)? 読者の皆さんのリクエストに応じたレシピ本はどうでしょうか?」

結論。簡単におしゃれな料理を作りたいなら…必読!

いかがでしたか?どの料理もおいしそうなのはもちろん、写真がおしゃれなのでパラパラめくるだけでも楽しめる!仕事帰りや週末、特別な日など…この本の料理を作って、みなさんのおうち時間がさらにいいものになりますように♡

撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) WEB構成/近藤舞緒