2021年流行グルメいくつ知ってる?マリトッツォ、台湾カステラなどTOP10を発表!

2021年流行グルメキーワードいくつ知ってる?マリトッツォ、台湾カステラなどTOP10を発表!

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おうち時間が増えたことで健康意識が高まったりお家でも楽しめるグルメに人気が集まった2021年。流行のグルメキーワードと聞いてぱっと思いつくものはいくつあるでしょうか?

そこで『HOT PEPPER』が全国の20代・30代の男女2,075人を対象に行ったアンケートを元に「2021年の流行グルメ」をご紹介します!

2021年に流行ったと思うグルメTOP10

10位:台湾パイナップル

中国が害虫を理由として台湾産のパイナップルを輸入停止にし、台湾の蔡英文総統が輸入停止措置は言いがかりであり政治的圧力であると明言し騒動に。この騒ぎは日本にもすぐに伝わり、震災の際に台湾から多くの支援があったこともあり「今度は日本が台湾を支援する番だ!」「台湾産パイナップルを買って応援しよう」とスーパーの店頭にも多くの台湾産パイナップルが並びました。

9位:発酵食品

健康や肌環境のための「腸活」の認知度がここ数年広まっていますが、コロナ以降健康意識が高まったことやおうち時間の増加により今まで購入していたヨーグルト、甘酒、ぬか漬けなどの発酵食品を手作りする人も増えたことで多くの発酵食品に人気が集まりました。

8位:カヌレ

カヌレとは、専用のカヌレ型を使って焼き上げる外はカリっと、中はしっとりした食感が魅力のフランスの伝統的なお菓子。見た目のかわいさも相まって、色々な味を取り扱う専門店も急増!

7位:糖質ゼロビール

糖質制限をする人が増え、ビールが好きだけれど糖質を気にして飲むのを控えている…という人に嬉しい糖質ゼロビールが登場! 2021年はコンビニやスーパーにも多く並ぶ姿が見られました。

6位:低アルコール飲料

健康意識の高まりやリモートワークでおうち時間が増えたことでついついダラダラ飲んでしまう…という人に「低アルコール飲料」「微アルコール飲料」が人気に! チューハイやサワーだけではなく、ハイボールやビールにも低アルコール商品が登場しました。

5位:ピスタチオスイーツ

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ナッツの女王とも呼ばれる栄養満点のピスタチオは、スイーツでも大人気! 様々なピスタチオスイーツの専門店やコンビニやスーパーでもピスタチオ味のものが多く登場しました1 SNS映えするグリーンの見た目も人気の秘密。ファッションでもピスタチオカラーに注目です!

4位:台湾カステラ

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ふわしゅわ食感が魅力の台湾カステラが上陸! 美味しそうなふわふわのビジュアルに、連日行列ができるほどブームになりました。味わいも食感もお店によって違うので、好みの味を探して食べ比べを楽しむ人も。

3位:フルーツ大福

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フルーツが入った大福といえばいちご大福が有名ですが、2021年は様々な旬のフルーツが入ったフルーツ大福が大ブームに! ブームの火付け役「覚王山フルーツ大福 弁才天」をはじめとする求肥と甘さ控えめの白あんでみずみずしいフルーツを包んだ商品が主流で、糸でカットした美しい断面「萌え断」もSNS映え度◎!

2位:オートミール

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腹持ちがよく栄養価が高いため健康やダイエット目的で取り入れる人が急増中のオートミールは、クセがなく様々な味付けにマッチするため、オートミールを使ったレシピが続々登場。ちょっと小腹が空いた時のお菓子代わりやお米の代わりに置き換えるなど、生活スタイルに合わせて取り入れている人が多数です。

1位:マリトッツォ

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マリトッツォとは、イタリア発祥のブリオッシュにたっぷりのクリームを挟んだスイーツパンのこと。フルーツ入りや様々な味付けのクリームなどお店独自の商品も多く開発され、ころんとしたかわいらしいフォルムにSNSでも人気が爆発しました!

2021年流行グルメのキーワードは?

「ホットペッパーグルメ外食総研」の上席研究員、有木真理さんに2021年流行グルメのキーワードを聞いてみたところ、「0.7食」「健康」の2つがあがりました。

「新型コロナウイルスの流行は食生活にも影響を与えており、おうち時間が増えて1日の平均運動量が減ったことから「1日3食を毎食しっかり食べることは食べ過ぎだと感じる」「1日のうち1食は『おやつ以上食事未満の軽食』(1食7割程度の分量)に変えたい」と考えている人が増えました。このような傾向を新たな食生活のトレンドと捉え、1回あたりの食事量を少し控えた、1食7割程度の分量の間食・軽食を「0.7食」と名付けました。今回ランクインしている「マリトッツォ」や「フルーツ大福」などがこれに該当すると考えています。また、元々あった健康志向がコロナ禍によってより加速したと推測。その結果が「オートミール」や「糖質ゼロビール」などがランクインした背景になっていると考えられます。」

今回お話を伺ったのは…「ホットペッパーグルメ外食総研」
上席研究員 有木 真理さん

ランキングで「0.7食」に該当するものは比較的カロリー高めのスイーツが多く、「健康」と相反する内容がランクインしているのも今年のトレンドとして面白い傾向ですね。

情報提供元/HOT PEPPER