食欲の秋がやってきました! いろいろな食材が美味しくなるこの時期に日本人としてやはり欠かせないのが「魚」ではないでしょうか。
今回はマルハニチロ株式会社が全国の20歳~59歳の男女1000名に対し、「魚食に関する調査」をインターネットリサーチで実施した結果を基に「ご当地魚料理グルメ」に関してご紹介します。
「魚料理グルメ旅行」で行きたいと思う都道府県ランキング
1位 北海道 51.0%
2位 石川県 4.1%
3位 富山県 3.6%
4位 静岡県 2.9%
5位 東京都 2.4%
6位 宮城県・福岡県 2.1%
8位 千葉県 1.6%
9位 高知県 1.4%
10位 青森県・福井県 1.2%
やはりダントツで1位に輝いたのは「北海道」! 2人に1人の人が回答していることがわかります。北海道といえば海の幸の宝庫というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。次いで2位・3位は北陸地方から石川県、富山県がランクイン。日本海の真ん中に位置し、季節ごとの魚などが楽しめるのが魅力的ですよね。
ランキング上位3県で食べたい魚料理
◆1位 北海道
- 石狩鍋(40代男性)
- サケのちゃんちゃん焼き(50代女性)
- イクラ丼(20代女性)
- サケ・イクラ丼(30代男性)
- マグロの刺身(30代女性)
- ホッケの塩焼き(20代男性)
- ウニ丼(50代男性)
- 茹でガニ(50代女性)
- ホッケの刺身(30代女性)
1位の北海道で食べたい魚料理の回答からも、やはり海の幸の豊富さが伺えます。「石狩鍋」は、サケで有名な石狩川の河口にある石狩町から生まれた漁師料理とされています。大漁を祝う際、漁師たちはとれたてのサケのぶつ切りやあらをそのまま味噌汁が入った鍋に入れ、ご褒美として食べていたそうですよ。寒くなるこれからの時期、ますます食べたくなる料理ですね!
◆2位 石川県
- ノドグロの寿司(20代女性)
- ノドグロの煮付け(40代男性)
- イクラ丼(50代女性)
- タイの刺身(50代女性)
- ノドグロの刺身(20代女性)
- ブリしゃぶ(40代男性)
やはり回答にも多く挙がっているように石川県といえばノドグロを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。産地でもあり、日本でも有数の消費地でもあるため全国からたくさんのノドグロが搬入され、県内では実際にノドグロを自慢とする料理店が多くあります。ノドグロは秋口が特に脂乗りが良く美味しいといわれており、今がまさに旬の魚です。
◆3位 富山県
- 寒ブリの刺身(50代男性)
- ホタルイカの塩辛(50代男性)
- 鱒寿司(40代男性)
- サケのムニエル(20代男性)
- かぶら寿司(40代女性)
- サシ(カジキマグロ)の刺身(50代女性)
富山湾は、暖かい対馬海流と冷たい日本海固有水(深層水)で満たされているため、暖流系と冷水系の両方の魚が棲める環境となっています。そのため、国内でも屈指の魚の豊富さを誇っています。中でも富山と言えば鱒寿司のイメージが強いですよね。県内には老舗名物店が数多く存在し、駅弁などでも味わうことができます。旅のお供にぜひ食べたいですね!
今の時期は食欲の秋だけでなく行楽シーズンでもあります。GOTOトラベルなどを活用して県外に出かける予定がある方も多いのではないでしょうか。現地で食事を満喫したい方は是非今回の記事を参考にしてみてくださいね!
次回は「47都道府県・地元ならではの魚料理」をご紹介。お楽しみに♡(山口彩楓)