気になる!みんなのお財布事情を徹底解析!
クレジットカード決済やQRコード決済などと決済方法が多様化した今、お財布の中身はどう変化しているのでしょうか。
PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)は、20~79歳の男女を対象に「くらしの総決算2021」をインターネットリサーチで実施。2,000名の有効サンプルの集計結果をもとに、みんなのお財布事情を見ていきましょう!
■普段お財布にどのくらいお金を入れていますか?
全回答者(2,000名)に、普段、お財布にいくらくらい入れているか聞いたところ、「10,000円~15,000円未満」(25.7%)に最も多くの回答が集まり、平均は14,250円でした。また、最も回答者が多かった「10,000円~15,000円未満」の次に多い金額である15,000円~20,000円が意外にも少ないことから、手持ちを20,000円と多く持つ人と、5,000円~10,000円と少なめに持つ人ではっきりと分かれているということもわかりました。
■普段お財布の中にどのくらいお金を入れていますか?(生年代別)
性年代別にみると、普段お財布に入れている金額の平均は、60代・70代男性(19,933円)が最も高くなり、50代男性(19,816円)、50代女性(14,611円)が続きました。若者に比べて50・60代の男女の方が多く現金をお財布に入れていることがわかりました。そもそもの所持金の差による違いかもしれませんが、クレジットカードや電子決済の普及により若者の現金利用率が低下していることが関係しているのかもしれません。では、クレジットカードをお財布に入れている人は、何枚入れているのでしょうか?
■クレジットカードを何枚入れていますか?
全回答者(2,000名)に、お財布にクレジットカードを何枚入れているか聞いたところ、「1枚」(27.9%)や「2枚」(26.0%)に多くの回答が集まり、『3枚以上』は29.6%となりました。また、「0枚」は16.5%でした。
年代別にみると、「0枚」と回答した人の割合は若年層ほど高くなり、最も高い20代では25.0%でした。他方、『3枚以上』は60代・70代では44.6%となったのに対し、20代では15.9%にとどまり、世代間で大きな差がみられました。
■ポイントカードを何枚入れていますか?
お財布にポイントカードを何枚入れているか聞いたところ、「2枚」(17.5%)や「3枚」(17.1%)、「5枚」(16.4%)などに回答が分かれた一方、「0枚」は14.2%でした。
年代別にみると、「0枚」と回答した人の割合は若年層ほど高くなり、最も高い20代では24.5%となったのに対し、60代・70代では7.8%にとどまりました。他方、60代・70代では『3枚以上』は59.7%でした。
最近は、スマートフォンのアプリでポイントカードを管理できるようになってきたこともあり、若年層には、ポイントカードを持たずに生活を送っている人が少なくないようです。
お得なポイントカードは形を変えて幅広い世代に利用されているようです。
電子決済やクレジットカード決済が可能な飲食店が増えたのと同時に、多くの人が現金院外の決済を方法を利用していることがわかりました。電子決済は便利な反面、「災害時や故障が生じた際に支払えなくなるから」といった不安感から現金払いを選ぶ方も多くいるようです。便利な時代になっても、両方の決済方法を上手に使いこなすことが大事なのかもしれませんね。(大嶋美穂)