MEN’S Prescious編集長が断言「男の肌の曲がり角は○歳!そこが若さの分かれ道」

「ルールに縛られすぎてはつまらない」と2014年は攻めのファッション特集を展開した『Men’s Precious』。今回は、鈴木編集長にファッション以外の特集の手ごたえについて聞いていきます!

★1回目のインタビューはコチラ→  「メンズの2014年は“クラシカル”一辺倒」Men’s Precious編集長インタビュー

★2回目のインタビューはコチラ→ 「編集長曰く「MEN’S Prescious世代へのメッセージは”自分の信じる道を行け。そして……”」

 

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Woman Insight編集部(以下、WI) ファッションのお話を中心に伺ってきましたが、『Men’s Precious』のような、大人の男性のビューティにもトレンドはあるんでしょうか?

鈴木編集長(以下、鈴木)  実は美容連載もやっているんですが、そもそもケアしていない人が多すぎるんですよ。今の20代の子は美容のケアをしまくってるけど、『Men’s Precious』の読者はだいたい40代。ぜんぜんケアしてない。でも男の肌の曲がり角は50歳でいきなり来るんです。

WI えっ、そうなんですか?

鈴木 女性のお肌の曲がり角は25歳などと言われますが、男性は50歳。これ、真実なんです。多くの男性は、ケアをしていてもしていなくても、47~48歳くらいまではあまり変わらない。でも50歳になると、老け込む人は一気にガクッと老け込むのに、ケアをしてきた人は老けないですね。その差が出るのが50歳だから、みんな油断してケアしていない人が多いんです。「まだ大丈夫じゃん、俺」と思って手を抜いていると、曲がり角の50歳でひどいことになる。

WI ガクッと老いるとやる気もなくなりますね。「もう年だし……」って、色々なことを諦めてしまいそうです。

鈴木 積極的に「よりキレイに……」とか、必要以上に整える必要はないけれど、パワフルで若々しくいたいんだったら、絶対に最低限のケアはしたほうがいい。そんなことをこの1年、『Men’s Precious』でやってきました。実は美容に関しては、2015年もっとキャッチーでパワフルにしたいと思ってます!

WI 男性の美容のパワフルってどういうことですか? もしや整形とか……?

鈴木 いえいえ、違います(笑)。例えばイタリアのサッカー選手のジャンルイジ・ブッフォンの目なんか、すごく切れ長でかっこいいので、「ブッフォンの目を手に入れる」みたいなことも、やっちゃおうかなと。美容液とか、保湿とかでそういうもので。

WI ただ化粧水をつけるだけでも、男性のほうが効果が感じられるのが早いっていいますよね。

鈴木 今まで何もしていない砂漠状態だから、どんどん(化粧水や美容液が)入っていくんですよね。

WI そういった美容の記事に対して、読者の方がついてきている実感はありますか?

鈴木 そうですね。2014年の秋号で、ヘッドスパ特集をやったんです。薄毛とか白髪とか、男性にもヘッドスパは、必要じゃないですか。本が発売されると、掲載したお店にはすごい反響だったようです。

WI 『Men’s Precious』を読んでいる方って経済的に余裕がありますよね。でも、スキンケアやヘッドケアみたいな自分自身のメンテナンスに回すっていう発想がなかったんでしょうか。

鈴木 というよりも、気にはなっていたものの、実際にどこに行って何をすればいいのかわからなかった、という感じだと思います。僕たちも「キレイになろう」という言い方はしていなくて、「若々しくいようよ」っていうことだけを伝えてきたので、より読者のツボに刺さりやすかったのかなと。
「男のお肌の曲り角は50歳」説には目からウロコ! 確かに、男性のほうが年齢を重ねれば重ねるほど、若々しさの個体差が広がっていく気がしますね。最低限のケアで若々しさに差がつくなんて、女性からするとうらやましい限り。まったくスキンケアの習慣がなかった人には面倒に感じるかもしれませんが、洗顔後のちょっとしたひと手間を加えてみてはいかが?(安念美和子)

 

★1回目のインタビューはコチラ→  「メンズの2014年は“クラシカル”一辺倒」Men’s Precious編集長インタビュー

★2回目のインタビューはコチラ→ 「編集長曰く「MEN’S Prescious世代へのメッセージは”自分の信じる道を行け。そして……”」

 

【編集長インタビューシリーズ】

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