週休3日制に9割以上が「魅力を感じる」? Z世代・ミレニアル世代の求める働き方調査

転職も検討?若手世代がいま求める働き方はこれだ!

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仕事への向き合いかたや生活との両立について、選択肢が増えつつある現代。若手世代はどんな働き方を求めているのでしょうか?

正社員の働き方と転職に関する意識調査

今回は都市部在住で、地方への転職も視野に入れている22歳から35歳の会社員328名を対象にアンケートを実施しました。まずはこちらの質問から!

Q1|あなたは会社から課された目標を継続的に達成していますか。

84.1% 継続的に達成している

15.9% 継続的に達成していない

会社から課された目標を継続的に達成しているか、という質問に対し、8割以上が「継続的に達成している」と回答。

Q2|あなたの仕事に取り組む態度について教えてください。

35.0% かなり意欲的に取り組んでいる

48.8% やや意欲的に取り組んでいる

11.9% あまり意欲的に取り組んでいない

4.3% 全く意欲的に取り組んでいない

仕事への意欲についても、8割以上が「意欲的に取り組んでいる」と回答していました。若手世代の仕事への向き合いかたはかなり前向きであることが分かります。

Q3|仮に転職先を探す場合、「週休3日」という選択肢がある方が魅力的に感じますか。

54.3% とてもそう思う

39.9% 少しそう思う

5.2% あまりそう思わない

0.6% 全くそう思わない

一方で、仮に転職先を探す場合に「週休3日」が選べるとしたら、という質問には、9割以上の人が魅力的に感じると回答しています。仕事への意欲調査の結果と合わせてみたものがこちら。

週休3日制は、仕事に対し「かなり意欲的に取り組んでいる」と答えた人からの支持が最も多いことがわかります。仕事にやりがいを感じて前向きに頑張ることは、長時間労働をすればいいという意味ではない、という価値観がわかる結果です。

Q4|週休3日導入に期待することを教えてください。(複数回答)

モチベーションアップ 56.1%

個人の仕事の集中力が上がる 49.4%

事業全体の生産性の向上 41.8%

休暇が増えることで感染症対策になる 34.5%

クリエイティブ・自由な発想の創出 28.4%

優秀な若手人材の採用 24.7%

その他 8.5%

わからない/特にない

圧倒的支持を受ける「週休3日制」ですが、導入に期待する効果は何なのかを聞いてみました。休みが一日増えることで、モチベーションや集中力がアップ、結果として事業全体の生産性の向上につながるという意見が多いようです。さらに導入する際に求めることは何かについては、こんな意見が寄せられています。

<自由回答・一部抜粋>

  • 35歳:給与そのまま
  • 31歳:モチベーションを維持しながら高める挑戦ができる
  • 26歳:家族との時間、旅行などで仕事と生活を両方充実させられること
  • 35歳:プライベートの充実、趣味を副業にする
  • 26歳:土曜・日曜にとらわれず、自分の選択した曜日で休みが取れること
  • 32歳:リフレッシュ出来ると、仕事の効率がよくなる。
  • 22歳:ストレスの軽減
  • 35歳:趣味時間の確保、家族とのコミュニケーション増加
  • 32歳:働き過ぎ解消

Q6|あなたが最も魅力的に感じる働き方をお答えください。

 

最も魅力的な働き方は「週休3日正社員で給与そのまま(一日の労働時間増)」、次いで「週休3日正社員で給与は8割(一日の労働時間据え置き)」という結果になりました。もちろん給与が変わらず週休3日というのが一番ですが、仮に給与が減ったとしても週休3日がいい、と感じる人が3人に1人いることがわかりました。

調査概要:「正社員の働き方と転職」に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年9月27日〜同年9月29日
有効回答:都市部(東京都、大阪府、愛知県、神奈川県)に在住で、地方への転職も視野に入っている22~35歳の会社員328名

週休3日でワークライフバランスを求める人が多数!

一日当たりの労働時間が増えたとしても、丸一日の休みを増やした方が生産性アップにつながる、と考えている人が多いようです。趣味や家族との時間などを重要視する声が増えていることからも、ワークライフバランスをとれる働き方が広がるといいですね。(菅原菜々帆)

情報提供元/株式会社週休3日