「扶ける」って読める?実は絶対知ってるあの言葉なんです

「扶ける」って何と読む?


同じ意味でも、漢字表記が複数ある日本語ってけっこうありますよね。たとえば、職務・任務として取り扱うことを意味する「掌る」や、草花などが生気をなくしてしおれたり縮んだりすることを意味する「凋む」など。

そんな「知っているのに読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちら!

「扶ける」

何となく見かけたことがあるような漢字ですが、送り仮名が伴うと、あれ? 分からない…となってしまった人も多いのでは? ですが、正解を見れば誰もが絶対に知っている言葉です。ということで、まずはヒントをもとに考えてみてくださいね。

 

■ここでヒント♪

読み方を探るために、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると「扶ける」の意味は次のとおりです。

  1. 力を貸して、危険な状態から逃れさせる。救助する。
  2. 経済的に困っている人などに金品を与えて苦しみ・負担を軽くする。救済する。
  3. 不十分なところを補い、物事がうまく運ぶように補佐する。
  4. ある働きがより好ましい状態になるようにする。促進させる。
  5. 倒れたり傾きそうになるのを支える。

かなり分かりやすいヒントが出てきました。普段は「扶ける」ってあまり書かないけど、こんな表記もあるんだ! って、新たな発見をした人も多いはず。もう分かりましたよね? では正解を見てみましょう。

 

■正解はこちら!

「扶ける」の読み方、正解は「たすけるでした。普段は「助ける」と書くことが多いですよね。同じ意味でも、漢字にすると複数の表記があるって面白い! ちなみに「扶」は「公的扶助」といった熟語でよく使われているので、そこから、助けるかなと予測できた人もいるのでは? 定番ではないからこそ、この機会にしっかり覚えておきましょう。

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中♪ 他の問題にもぜひチャレンジしてみてくださいね!(澤夏花)

 

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