●劇中3か国語での台詞もあったりと、戸惑ったことはありませんでしたか?
ハン・ヒョジュ 3か国語と言っても、劇中、英語のシーンは少しだけだったのでなんだか恥ずかしいですけど(笑)、日本語で演技することが初めてだったので、難しかったですね。それに私がうまく日本語を話せているのか、日本語の発音が合っているのか……とか、不安で悩んだ時期もありましたが、今となっては、すべてが良い経験になって良かったです。日本語の勉強は以前から少しずつしていたのですが、本格的に勉強したのは、映画の台本をもらって撮影が始まる1か月前からです。
●世界的な照明アーティストという難しい役どころですが、役作りはどのようにしましたか?
ハン・ヒョジュ 海外で重要な立場でプロフェッショナルな仕事をしているのだから、とても素敵な人なんだろうと思いました。だからプライドを持ってこの役に挑もうと思い、一方で、自分の恋に関して不器用なところがあって、そこは自分と似ているなぁと思い、すごく親近感がわきました。イルミネーションの資料をいろいろ見ながら役作りしました。
●演じた“ソヨン”と、似ている部分とは?
ハン・ヒョジュ 私は、10年ぐらい女優の仕事をしてきました。今までずっと仕事に集中して過ごしてきましたが、仕事以外の部分では、恥ずかしいぐらい何もできないことがあって、似ているかなって思いました(笑)。
●光(相葉雅紀さん)と北山(生田斗真さん)、ハン・ヒョジュさん的にはどちらが好みですか?
ハン・ヒョジュ 2人を合わせた男性がいいですよね(笑)。欲張り? でもキャラクターも実際の性格も、2人とも素敵な方でした。