あの『ソロモンの偽証』が映画化!1万人から選ばれた新人女優の意外な”偽証”とは……

ベストセラー作家・宮部みゆきの最高傑作とも謳われるミステリー巨編『ソロモンの偽証』を、日本アカデミー賞ほか数々の映画賞に輝く成島出監督をはじめとする『八日目の蟬』チームが再結集し、完全映画化!

応募者1万人の中から選び抜かれ、芸名と役名を同じくしてデビューした主演の“藤野涼子”と成島出監督を迎えたトークショー付の試写会が2月19日に 東京都内で行われました。

ソロモン

主演の藤野涼子さんは、本作品が女優デビューともあって、慣れない舞台に、少し緊張している様子。
しかし作品の見どころについて聞かれると「自分だったら、どの登場人物にあてはまるのか。自分も同じような経験があったなとか。裁判のシーンでは自分も傍聴席にいるつもりで見ていただくと楽しめるのではないかと思います 」と見どころをアピール。

ソロモン2
そんな藤野さんを、成島監督は 「彼女は演技未経験で本当に何も出来なかったんですが、映画を観てもらうとわかると思いますが、映画の進行とともに彼女も成長しているんです。役や演技での成長ではなくて実際彼女が撮影の中で強くなって、それをそのまま撮っていて 半分、彼女の成長ドキュメンタリーのようなものになっています。想像以上に藤野涼子になりきってくれたと思います」と彼女の成長ぶりを讃えた。

司会の方が藤野さんに映画のテーマに絡めて、現場でウソをついたことはないか?との質問には「現場ではないんですが、実は……家では あります。うちのお母さんは 食器を集めるのが好きなんですけど、私があやまって(食器を)割ってしまって! でも私の母さん、怒るとすごく恐くて……どうしても怒られたくなくて つい お父さんのせいにしてしまいました(笑)」と可愛らしいエピソードも聞かせてくれました!

続報では 藤野涼子さんと成島出監督のトークの内容をさらに詳しくご紹介します!

『ソロモンの偽証 前篇・事件』は、3月7日(土)より公開です。お楽しみ!(白鳥優香)

【ストーリー】
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。
その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。
目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、
マスコミの過剰報道、そして犠牲者がひとり、また一人。
何が嘘で、何が本当なのか?保身しか考えない教師たちに見切りをつけ、
ひとりの女子生徒が立ち上がった。もう大人たちに任せておけない…。
隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される――。

作品名:『ソロモンの偽証 前篇・事件』『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
原作:宮部みゆき(新潮社刊)/監督:成島出
出演:藤野涼子 板垣瑞生 石井杏奈 清水尋也 富田望生 前田航基 望月歩
西村成忠 西畑澪花 若林時英 加藤幹夫 石川新太
佐々木蔵之介 夏川結衣 永作博美 小日向文世 黒木華 尾野真千子

(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会
配給:松竹 公式HP http://solomon-movie.jp/

【あわせて読みたい】

【続報】テラスハウス菅谷哲也、「俳優として映画に出たい」と決意表明

【詳報】ももクロメンバー、主演映画への想いを語る!

トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜がヒロインの映画『リアル鬼ごっこ』がこんなにも話題の理由とは?