記念日、大切にしてる?男女の意識差を聞いたら、ケンカになる理由がちょっとわかった

みなさんは、大切にしている「記念日」はありますか?

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誕生日やパートナーとの記念日、なかには自分だけのオリジナルの記念日があるという人もいるのではないでしょうか。今日は大和ネクスト銀行が全国の20歳から69歳の男女1000名を対象に行ったアンケートを基に皆さんの記念日事情についてご紹介します!

「記念日のお祝いを重視している」50%、30代では男女の意識差が大!


全国の20歳~69歳の男女1,000名(全回答者)に、記念日(誕生日やカップル・夫婦の記念日など)について質問しました。全回答者(1,000名)に、記念日のお祝いをどのくらい重視しているか聞いたところ、「非常に重視している」が11.6%、「やや重視している」が38.4%で、合計した『重視している』は50.0%となりました。

記念日のお祝いを重視していると回答した人の割合は、30代男性では46.0%、30代女性では66.0%となり、男女で20.0ポイントの差が開きました。

男女でこんなにも差が! 「自分の誕生日を大切にしたい」人の割合


次に、様々な記念日に対する意識について質問しました。

全回答者(1,000名)に、大切にしたいと思う記念日を聞いたところ、《誕生日》では「自分の誕生日」が41.5%、「親の誕生日」が30.5%、「ペットの誕生日」が8.6%、「友人の誕生日」が14.0%、「好きな有名人の誕生日」が4.2%となりました。《家族に関するお祝いの日》では「父の日」が20.8%、「母の日」が27.5%、「敬老の日」が9.3%、「孫の日」が1.8%となりました。

男女別にみると、「自分の誕生日」は男性31.0%、女性52.0%と、20ポイント以上の差が開きました。また、女性では「親の誕生日」が38.8%、「母の日」が35.2%と、男性(順に22.2%、19.8%)と比べて15ポイント以上高くなりました。

「自分の誕生日」を大切にしたいと思う人の割合をみると、男性と比べて女性のほうが軒並み高く、20代女性では64.0%、30代女性では53.0%、40代女性では52.0%と、半数を超えました。

「自分だけのオリジナルの記念日がある」人は10%、いったいどんな記念日?


他の人にとってはなんでもない日でも、自分にとっては大事な意味を持つ日というのはあるのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、オリジナルの記念日があるか聞いたところ、「ある」は9.5%、「ない」は90.5%となりました。自分だけの特別な“マイ記念日”を作ることで、かけがえのない思い出を大事にしたいと考えている人は少なくないようです。

どのような記念日かをみると、「片思いの相手の誕生日」や「気になる人と初めて食事に行った日」、「初めて恋人ができた日」や「妻に一目ぼれした日」、「結婚式を挙げた日」といった恋愛・結婚に関する記念日、「子どもが初めてしゃべった日」や「子どもが初めて寝返りをうった日」、「子どものハーフバースデー」、「初孫の誕生日」、「愛猫を飼い始めた日」といった家族の成長や出来事に関する記念日が挙げられました。

また、「上京した日」や「一人暮らしを始めた日」、「愛車を購入した日」、「博士号を取得した日」、「大学の合格通知をもらった日」、「好きなアーティストの誕生日」、「推しと初めて会った日」、「初めてライブに行った日」、「好きなキャラクターの誕生日」といった新生活に関する記念日や、努力が実を結んだ感動の出来事、大事な趣味に関する記念日もみられました。

みんなの記念日の感激・激怒エピソード


■みんなの感激エピソード

記念日の感激エピソード(自身が感激したエピソード)があるか聞いたところ、「ある」は27.9%、「ない」は72.1%となりました。記念日に感動するような経験をした人は少なくないようです。

具体的なエピソード内容をみると、《自分の誕生日》では「たくさんのバラの花束をもらった」や「家族が内緒で誕生日会を開いてくれた」、「残業で帰りが遅くなったのに夜中まで起きて待っていてくれ、祝ってもらえた」といった回答がありました。

また、《交際記念日》では「絵に描いたような花束をくれた」や「交際記念日に記念の刻印入りの指輪をプレゼントしてくれた」、《プロポーズ記念日》では「夜景の綺麗な場所でプロポーズしてくれた」、《結婚記念日》では「毎年、結婚記念日になると花が届くよう手配してくれている」といった回答がありました。

そのほか、《母の日》では「娘が初任給でプリザーブドフラワーを贈ってくれた」や「ずっとほしかったものを息子がアルバイト代を貯めてプレゼントしてくれた」といった回答がありました。

■みんなの激怒エピソード

他方、記念日の激怒エピソード(自身が激怒したエピソード)があるか聞いたところ、「ある」は9.8%、「ない」は90.2%となりました。

具体的なエピソード内容をみると、《自分の誕生日》では「全員にドタキャンされた」や「家族全員に誕生日を忘れられていた」、「何もないことに不満を言ったら『そんなにめでたいのか』と逆切れされた」といった回答が挙がりました。

《結婚記念日》では「結婚記念日を忘れられた」や「ホテルのレストランに食事の予約をしたのに店側に忘れられていた」、《家族の誕生日》では「ごちそうを準備して待っていたのに父が友人と飲みに出かけてしまい、結局帰宅したのが翌朝だった」や「還暦祝いも兼ねた祝いの席で兄と義姉がいきなりケンカを始めた」といった回答がみられました。

何気ない日常の中で、少しでも大切な日は記念日として素敵な時間を過ごしたいですよね。過ごし方や祝い方など今回の記事を是非参考にしてみてくださいね♡(山口彩楓)

情報提供元/大和ネクスト銀行