真っ白なツヤ肌にこんがり日焼けをした愛らしいフォルム、優しくつまんでカプっとかじれば溢れ出る肉汁…。お店によって具、皮、味などの個性が爆発し、同じ味がないからこそ、巡る甲斐があって面白い。キッズ〜大人まで世代問わず愛され続ける食べ物…それはズバリ「餃子」!
今回は、餃子のために生きる男で有名な、餃子超人こと「オガサワラガク」さんに『本当は秘密にしたい餃子店』を教えてもらいます。
おはようからおやすみまで餃子と女の子のことで頭がいっぱい。週8日餃子を食べる生粋の餃子LOVER。肉汁のように溢れ出る餃子愛を抑えきれずに10年間務めたアパレル会社を退職し、餃子道へ。「餃子の作り手の気持ちになりたい」と幡ヶ谷にある有名店「您好(ニイハオ)」で修行。さらに、「冷凍餃子が売れ残ったお店から直接買い取り、自身のInstagramを活用して販売」など…餃子愛が高じてこそできる活動で、人にも餃子にも環境にも優しいお兄さん。Instagram:餃子超人 オガサワラガク
餃子超人的「本当は秘密にしたい餃子店」
怪しげな外観なのに、店内は餃子のワンダーランド?!画像で一気見【17枚】
「はじめまして。餃子超人こと、オガサワラガクです。
東京生まれ。A型。餃座。本職は餃子。趣味は餃子。恋人は餃子。好きな言葉は”餃子”と”CanCam”、嫌いな言葉は”オーガニック”と “店休日”です。最近は餃子の食べ過ぎで体のフォルムが餃子に似てきてしまったことが悩みです。…しかし、餃子とともに生きるのはやめられない。
今回は、『本当は秘密にしたい餃子店』をご紹介!テーマの通り、本当は教えたくないんですけど(笑)、今まで他の媒体では明かしてこなかったお店まで特別にご紹介しちゃいます。
みなさん、これからご紹介するお店の餃子を食べたら、餃子の沼にハマること間違いなしですよ。それでもいいなら、とくとご覧あれ!」
【1】餃子館(八幡山)
僕にとって「餃子館」は餃子のおいしさについて真剣に考えるお店なんですよね。
ここは、僕の基準であって、指針でもありますね。餃子館に行くときは、大体ひとりで行くし、スマホは出さないってマイルールがあるんです。最初に食べたいものを頼んでからは、出してもらう順番とか、調理方法も全部店主に任せてます。
だからこそなのか、行くたびに毎回新たな発見とか、感動があるんです。
初めて餃子館の餃子を食べたときはおいしくてほっぺたを一度床に落としてしまった、そのくらい衝撃的だったんです。
餃子は10種類ほどあって、どれも最高のおいしさ。餃子館の手にかかると、なんでか素材の味が際立つんですよ。(餃子館で使われた素材も幸せだろうな。)
丁寧に手延ばしされた皮は、キメ細かい焼き目と黄金色のこんがりとした出来上がりに、うっとり。見てるだけでビールが進んじゃいますね。口に入れると、パリッと焼き目を感じた後に、ほっとするような小麦の甘味を感じを感じるんです。
水餃子はちゅるんっとした喉越しが気持ちよくて。はあ、思い出しただけで食べたくなります。
僕的に一番のおすすめはニラ玉餃子ってやつ。卵のふわふわ感と鼻に抜けるニラの香り×大好きな餃子のコラボってヤバくないですか?
この完璧なバランス感は他のお店ではなかなか食べることができませんよ。
【2】丸吉飯店(大井町)
僕、Instagramやブログに主に餃子の情報を載せているんですが、そこではあまり紹介してない餃子店を…特別に教えちゃいます!実はとってもお気に入りなんですよね、「丸吉飯店」。
少しマニアックで怪しげな雰囲気が漂うので、町中華初心者には入るのに勇気がいる外観だと思います(笑)。
でも勇気を出して入ってみてほしい!扉を開けばそこにはディズニーランドにも負けず劣らずのワンダーランドが広がっているんですよ。
カウンター席はいつも満席で、隣の人の肩が当たろうが、店内の出入りで背中に人がぶつかろうが関係ないんです。
みんなおいしいご飯を食べに来ているので誰も気にしなくて、なんか本当に平和な店内なんですよね。
料理全般がおいしいんですけど、やっぱり僕はここの餃子が大好きなんです。
まん丸に太った餃子は見ているだけでかわいくて。ここの餃子なら目に入れても痛くないですね。(個人差あり)
ひと口かぶりつくとパンパンに詰まった肉餡から肉汁がブシャ〜ッと溢れ出てくるんです。
噛めば噛むほどうまみも出てきて最高ですよ。
結構ニンニクがガッツリ効いているので、ビールで一気に流し込むか、チャーハンと一緒にかきこみたくなる餃子です。
たまにはおじさんに挟まれて、餃子と瓶ビールなんていうのもいいんじゃないでしょうか?
【3】寿福(自由が丘)
自由が丘にある「寿福」は、高田純次さんも愛するお店としても有名なんです。
餃子はニンニクとごま油の香りがしっかり効いていて、喉の奥から鼻腔を抜けて味覚を刺激してくるんですよ。何度食べても思わず声が出るうまさなんです。
ここの餃子は、もっちりとした皮にネッチョリした肉餡が食感の変化を生むんです。リピートしたくなる飽きないうまさで、常連さんも多い印象ですね。
味覚だけでなく、上顎と下顎を楽しませてくれるエンターテイナーな餃子はここでしか食べられません。
見た目とは裏腹に、意外とふわっと軽めな餃子なので、サイドメニューとしても優秀。炒飯やレバニラも最高においしいので、絶対に食べてほしいです。
いかがでしたか?「本当は秘密にしたい」というだけあって、知られざる名店な感じがプンプンしますね。筆者も、肉汁溢れるムッチムチな餃子をビールで流し込みたくなりました。みなさんも、ぜひ食べに行ってみてくださいね♡