Clubhouseって使ってる?SNSのリアルな利用状況を調査してみた!
SNSの超新星として登場した「Clubhouse」。ラジオ感覚で自由に会話を聞くことができるアプリで、2021年のはじめに爆発的に広まりあらゆるニュースで取り上げられたものの…正直、最近は一時期ほどは使われてはいないように感じます。
ということで、今のSNSの実態を知るべく、LIDDELL株式会社は5000人以上のフォロワーを持つインフルエンサー128名に直近のSNS利用状況を独自調査。実は調査の結果、InstagramとYouTubeの利用率が伸長し、Clubhouseは減少していることがわかりました! その理由を詳しく見ていきましょう。
各SNSの利用頻度
週に5回以上利用していると最も多く回答されていたのが、Instagram(93.8%)で、次にYouTube(46.1%)、Twitter(38.3%)と続きました。反対に全く利用していないと最も多く回答されたのがClubhouse(78.1%)と、その差は歴然。この調査は2月にも行われ、わずか5ヶ月でClubhouseは「週5以上利用している」を10%以上減少させているようです。
各SNSの利用状況
各SNSの利用状況を見ても、InstagramやYouTubeは利用率が増加傾向にあるのに対し、Clubhouseは使わなくなった人が多い結果に。Clubhouseの利用状況が変わらないという人も、以前からあまり使っていなかったためだと推測されます。
InstagramとYouTubeの利用が増えたワケ
Instagramの利用が増えた理由として、
「コロナ禍でリアルショッピングが減った中、商品情報が豊富なインスタグラムが情報収集に有効だから」
「インスタグラム経由でショッピングをすることが増えたから」
など、ショッピング機能が拡充したことが理由に挙げられました。また、インフルエンサーによるPR投稿などの増加に伴い、商品の検索ツールとして利用されていることも利用増加の要因のひとつ。
また、YouTubeについては、
「情報収集のツールとしてYouTubeも見ることが増えたため」
「より詳しい情報収集のために動画を見ることが増えたから」
「テレビの代わりに見ることが増えたから」
と、Instagram同様、情報収集のツールとして使われたり、テレビの代わりとして利用されたりすることが増えたようです。
Clubhouseの利用減少のワケと音声SNSの今後
Clubhouseを利用しなくなった理由として、
「周囲が利用しなくなったから」
「興味が湧かない」
「面白さが分からず、時間を消費する」
といったものが多く挙げられました。Clubhouseは招待制なので、そこも利用しにくいポイントの一つかもしれません。
Clubhouse同様にTwitterの「スペース」という機能も、「即時性の高い情報収集が特徴のTwitterでは有効でないのでは」というインフルエンサーの声もありました。気軽に利用でき大衆的なInstagram・YouTube・Twitterとは異なり、音声SNSは専門性の高いコミュニティの場などでの活用が今後増すかもしれません。(岩川菜奈)
情報提供元/LIDDELL株式会社