エモすぎる…レトロでシュールな喫茶店を発見
海より山派な筆者は、静岡や山梨に富士山を拝みにドライブするのが大好き。とはいえ、海より山より「食」が好き!なので、ドライブの目的は結局食♡(富士山ごめん)。 そこでしか食べられないグルメを徹底リサーチし、1回のドライブで少なくとも3店舗は訪れるというマイルールもあり。そんな私が、誰しも今まで出会ったことがないであろう、レトロだけどもはや現代的?!な不思議すぎる喫茶店をご紹介します。
静岡県・沼津駅周辺「どんぐり」
沼津港で海鮮丼を食べ、食後のデザートを求めて沼津駅周辺に。昭和っぽい色あせたインディアンボーイがお出迎えしてくれる「どんぐり」に到着。外観は、昔ながらのお蕎麦屋さんのようなビジュアル。
メニュー数が異常で迷いまくる。
この写真に写っているのはほんの一部で、とにかくメニュー数がハンパない!喫茶店といえばでお馴染みのフロートや、ソフトクリーム、パフェ、あんみつ、そしてきしめん?!さんまの蒲焼まで…この時点で面白くなってしまい、テンション急上昇。
食券機でポチッ!会話不要のラーメン店スタイル
「喫茶店のパフェ」に憧れを持つ私は、パフェを頼みたい…でも白い物体がアイスじゃなくて全部生クリームだったら終わるわ…(生クリーム嫌い歴26年)なんてぶつぶつ言いながら、結局憧れを拭えず食券機でいちごパフェをポチる。たとえ生クリームだとしても完食する、そう意気込んで空いている席に座った。ちなみに席は自由に選んでOK。本当に誰とも会話を交わさなくて済むので、おひとり様でも気兼ねなく行ける喫茶店なのです。
目の前には流れる水と桶、えっと…そしてこれは表札!?
回転寿司店のようにカウンターをぐるりと囲むように流れる水。異空間すぎる〜!購入した食券は店員さんに渡すのではなく、席前のホルダーに挟み、桶に入れて流すのがどんぐり流。ホルダーには苗字のような文字が書かれているのですが、これは人名ではなく「東海道五十三次の宿場町」なんだそう。
この表札のようなランプが点灯したら、自分が頼んだメニューが届く合図。
満席で大盛況の店内は、観光客ばかりなのかと思いきや地元の方々が多い印象。子連れのファミリーも多く、世代問わずみんなで楽しめる、愛され喫茶なんだなあとほっこり。
昭和レトロな雰囲気は、お祭り感があって最高〜!流れる桶を眺めたり、店内を見渡したり…目に入るもの全てが楽しく、食べ物の待ち時間も全く飽きなかった♡
どんぶらこ〜どんぶらこ〜〜〜ついにやってきました!!!
ついに!私のいちごパフェが登場♡ ピンク色したアイスにいちごが乗っていて、ウエハースのアクセサリーで超おめかし♡…うちの子が一番かわいい!とりあえずシャッターを切りまくります。
意外と水の流れが早く、ウカウカしてたら流れていってしまうので気をつけて!健気に水に浮かんで運ばれてくる姿に愛おしさまで感じます。
肝心の白い物体は、生クリームだったのでしょうか…
恐る恐る、白い物を一口食べると…な、な、なんと、濃厚ミルクソフトでした〜〜♡ むしろ生クリームは1ミリも入ってなく、全部アイス&大粒のいちご!食べ進めていくうちに、いちごソースとミルクソフトがちょっと甘いなあと感じても、さっぱりしたストロベリーアイスでリセット◎。絶妙なリレーションであっという間に完食◎。
友人がオーダーした、クリームぜんざいもとってもおいしかった〜!さくらんぼのベレー帽をちょこんとかぶるラブリーなビジュアルにもきゅん♡ ソフトクリームの味がかなり好みで、ミルクが濃すぎるわけでもなく、でも人工的なバニラの味でもなく…静岡って海鮮もお茶もおいしいのに、ソフトクリームまでおいしいなんてずるい。
ぜひみなさんも、笑っちゃうくらいシュールなのに、味はめちゃめちゃおいしい「どんぐり」に観光のついでに足を運んでみてください♡