新生活!仕事が覚えられないときに試すべき方法4選

新生活!仕事が覚えられないときに試すべき方法4選

誰でも初めてやることは、なかなか覚えられず苦戦しますよね。それが仕事であれば、なおのこと。早く一人前になりたいと思う反面、焦ってしまい空回りすることも少なくないでしょう。どうすれば効率よく身につけられるのでしょう。仕事そこで今回は、「仕事が覚えられないときに試すべき方法4選」についてご紹介いたします。

■「3」と「7」の数字の有効活用

心理学においては、「3」と「7」という数字を仕事に取り入れることが覚えるためのコツです。この数字を“マジックナンバー”と言い、トークやマーケティングを円滑に進めることができるようになるのです! 例えば、「3つのポイント」や「3つの注意点」など「3」は聞き馴染みがあるかと思います。また、同じような意味合いとして「7」も効果的なナンバー。そのため、会話や資料作成、打ち合わせの際に積極的に「3」と「7」を取り入れていきましょう。仕事内容が頭の中に入りやすくなり、すぐに覚えられるはずです。

■仕事の段取りに具体性を持たせる

仕事を覚えるうえで一番簡単な方法は、目標を具体的な数字で確認できるようにすることです。これを“目標設定理論”と言います。マラソンなどでもそうですが、先が見えない目標をひたすらこなすと精神的に疲労しすり減ってしまい、いつまでも覚えることができません。しかし、具体的な数字で自分が受け入れやすい目標を提示すると、仕事に取り組むモチベーションはグンと上がります。実は「とにかく頑張ろう」というのが一番危険です。抽象的な目標より、「あと残り3件」といったように数字を提示すると、ゴールが見えるため頭の中に入りやすくなるのです。

■記憶力を高めるうえでベストなのは○○○の香り!

仕事をしよう!と全力で向き合うときにはかなりの集中力が必要になります。もしも、自分の中で「仕事=面倒」という認識がなされていると、条件反射的にシャットアウトしてしまう場合も。そんなときは、五感のはたらきに訴えかけましょう。ミントの香りは頭の回転を良くし記憶力を高めてくれます。ハッカ油だと香りがきついため、ガムやタブレットなどなら取り入れやすいでしょう。また、日常使いのボールペンのカラーを青にするのも効果的。青のボールペンで手帳に仕事のやり方を書き出せば、記憶に残りやすいのです。このふたつの作用を活用していけば、仕事が自然と覚えられるようになるはずです。

■メモと付箋の活用を欠かさない

仕事がデキる人は、自分の意見を伝えるだけでなく人の意見に耳を傾けることも欠かしません。どんなことでも話をよく聞きメモを取る、いわゆる“メモ魔”は実はビジネスシーンでは高評価なだけでなく、仕事を効率よく覚えていけるのです。もしも仕事をマスターしたいなら、付箋を活用しましょう。仕事では、カンや感覚だけを頼りにしていては正しい判断ができない場合も多々あります。しかし、付箋をノートに張り付けて大量の情報をマネジメントすることで、問題の解決策が見えてくることも少なくないのです。やり方は簡単。アイデアを並べ替えたり、思考をグルーピングしたりする作業が発生しそうなときに、書き込んだ情報を付箋を使って整理するだけ。頭の中で整頓できないことが、スッキリ片付くでしょう。

終わりに

仕事はできないうちは、どうしてこんなことをやらなければいけないのだろうと思うものですが、あるときからデキるようになってくると、視界が開けて仕事が楽しくなってきます。だいたいそのための期間は約90日、回数は4回だとされています。そうすれば、長期記憶の中に仕事の段取りが収まり、自然と仕事ができるように。最初の段階をいかに乗り越えることができるかがキモなのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。