読めたらすごい! 「剰え」って何と読む?
漢字そのものは知っていても読めない日本語ってけっこうありますよね。
例えば、まるで○○を意味する「宛も」や正月三が日に降る雨や雪を意味する「御降り」など知っている漢字なのに読めないという人、意外と多いのでは?
そんな、漢字は知っていてもなかなか読めない日本語シリーズ。本日のお題はこちら!
「剰え」。
これ、何と読むかわかりますか? 「余剰」の「剰」。漢字そのものは意味も含めて知っている人が多いと思いますが、なかなか訓読みは出てこないですよね…。まずはヒントを見て考えてみましょう。
小学館デジタル大辞泉によると「剰え」は「別の物事や状況がさらに加わるさま。多くは悪い事柄が重なるときに用いる。そのうえ。おまけに。」とのこと。
例文としては「吹雪は止まず、剰え日も暮れてしまった」などがあります。
なかなか難しいかもしれませんが、何となくわかったでしょうか? では正解を見てみましょう。
■正解はこちら!
「剰え」の読み方、正解は「あまつさえ」でした。
「剰」が「余っていること」を意味することからピンときた人もいるかもしれませんね。近代文学などでよく使われているようです。訓読みも奥深いですね。
CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。(澤夏花)