気づかないうちになってない? 大学やバイト先にいる「うざい先輩」の特徴
部活やサークル、職場などでは気心知れた同級生とばかりつるんでいられるわけではありません。先輩には何かと気を使って接する必要がありますよね。中にはちょっと付き合いづらいと思ってしまう先輩も。
今回は、現役大学生たちに聞き取りをおこない、思わず「いるいる!」と言いたくなるようなちょっとうざい先輩エピソードを収集。その中から厳選したものをご紹介します。先輩との距離感に困っている方はもちろん、これから後輩が増える方は自分自身がこんな先輩にならないように気をつけてくださいね!
◆順位をつける先輩
「わたしの学年の女子を順位付けする先輩がいます。『○○さんはA子が好きですもんね~』なんて軽く言ったら『A子が一番かわいいよね。あ、でもB子(私)は3番目くらいかな。今度飲み行こうな』と言い放ちました。その場では軽く流しましたが、心の中ではふつふつと怒りが。本人は最後にフォローしたつもりなんだろうけど、そもそもお前に気に入られようとしてないから!」(社会学部3年)
何様……!? なぜだか自分が誰かを勝手に評価していい側の人間だと思いこんでる人、いますよね。しかも外見でのジャッジって……最悪!
◆デリカシーがない先輩
「サークルの同じ学年の男子と一度デートをしたのですが、それっきり何も連絡がなく、デートした3ヶ月後に同じ学年の違う女子と付き合い始めたんです。ちょうど同じ時期にパーマをかけていたのですが、サークルの先輩に『失恋で髪型変えたの?』といじられました。デリカシーなさすぎてがっかりしました」(経済学部1年)
そもそもデートしたことが知れ渡っていることに不信感が募りますが、今どき髪型を変えるのが失恋のせいという発想が無理……。おもしろくなくて愛のないいじりはただの失礼です。他人を笑いのために使うんだから、よっぽどおもしろく着地する確証があるときだけにしてほしいところです。せめて粗相したら即謝るくらいの覚悟はしてほしいですよね。
◆飲みの誘いがしつこい先輩
「金欠だったので飲み会を一次会で抜けようと思っていたのですが、抜けようとしたら2個上の先輩につかまって断りづらい雰囲気になって二次会に行くことに。結局二次会には1時間くらいしかいなかったし、お酒もあまり飲まなかったのにしっかりお金はとられました。こういうのがたまにあるから飲み会自体を嫌いになりそう」
あるある。飲み会を嫌う人の多くは、こういった体験が積み重なって苦手意識が根付いてしまったのではないでしょうか? 無意味な二次会は断っていこうという風潮が若者を中心に盛り上がってきつつあるので、強い気持ちで断って自分の時間を楽しみましょう。あとは、私に来てほしいならちゃんともてなせよな?くらいの気持ちで。
◆仕事をしない先輩
「バイトにも慣れてきたころ、よくよく見たら1個上の先輩が仕事をしているようで何もしていないことに気づいたんです。狭い職場のなかで人にぶつかったり、道をぜんぜん開けてくれなかったりちょっと対応に困っています。しかも、勤務時間中に裏の厨房でイヤホンをしながらゲームをしていると聞いて、そろそろ我慢の限界です」
こちらも「あるある!」と感じる人は多いのではないでしょうか。こういう人、偉い人が視察に来るときだけてきぱき動いてまじめアピールしたりと、叱られないで切り抜けるのだけはうまかったりするんですよね。本当に有能な上司なら見抜いているはずですが、なんだかんだうまくやれてしまっていると歯がゆいもの。
あなたがまじめに働いて上の人からの信頼を得れば、自然とそういった人にとって居心地のいい環境ではなくなっていくはず。粛々と対処していきましょう。
学校のサークルでもバイトでも人間関係は円満にしたいですよね。思わず「うざい」と思ってしまう先輩とはほどよい距離感で付き合うのが吉。後輩が増える方は、今回の記事を参考に「うざい」と思われないように努めてみてくださいね!(霧崎まい)