連載 第31回『#うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』 <36.5℃ kitchen>
無類のカレーLOVERである俳優・濱 正悟による「カレー好きの、カレー好きによる、カレー好きのための連載」。 おしゃれな飲食店がどんどん増えている注目のエリア・代々木上原で、ランチタイム限定の絶品カレーに出会いました!
■居心地のよさに、心安らぐ束の間のランチタイム
代々木上原駅を出てすぐ目の前の建物の地下にある36.5℃ kitchen。 夜は常連で賑わう本格ビストロでありながら、昼は1000円でランチを楽しめる穴場的ランチスポット!
店内はステンレスの大きなカウンターに、4人掛けのテーブルがふたつ。センスの光る装花がスタイリッシュなムードを演出する空間は、柔らかい照明に心が落ち着く…♪
ちょっと大人コーデで訪れた濱くん、カレー待ちの姿もサマになっています!
■カレー好きのフレンチシェフが作る やさしいカレー
オーナーシェフの宮本 岳さんは、ミシュランの星付きレストラン出身。 夜は、出身地の北海道の食材を使った美味しいお料理とワインが楽しめるビストロでありながら、昼にはご自身が大好きなカレーを提供しているんだそう。
ランチタイムのメニューは、名物である「キーマとフレンチの2色カレー」の他に、「ハヤシライス」、「パスタ」の3種類。他のメニューも気になりつつ…カレーを注文!
カウンターから、作っている様子を垣間見れるのもカレー好きとしては嬉しいポイント。 そして、出てきたのがこちら。
ブラウンとホワイトのルーがあいがけになったカレーは、大きなお皿の上で芸術的に混ざり合ってる…! 早速いただきます。
ブラウンのキーマカレーは、豚と牛の合い挽き肉を使用しており、見た目以上にしっかりとした肉感を楽しめます。旨味たっぷりで、ランチにぴったりの濃厚な味。
ホワイトのフレンチカレーは、ルーも水も使わずに、香辛料をフォン・ド・ヴォライユというブイヨンと生クリームで丁寧にのばした逸品。
真ん中にぽっこり盛られたご飯は、北海道のゆめぴりかを使用。
「ひとつひとつのルーをそれぞれ楽しんでもいいんですが、僕的にはふたつのルーが混ざりあった境い目部分がとても好きでした! 旨味にクリーミーなコクが加わって、幸せの味だな〜って思いました!」(BY 濱くん)
それにしても、連載史上No.1であろうほど、大きなお皿! 濱くんの手と比べると、お皿の大きさ分かります?
「よくお客さんには、電子レンジの受け皿みたいだね、なんて言われるんですよ。実際はピザに使っているお皿なんですけどね!」と笑いながらお話してくださる宮本さんの気さくなお人柄もこのお店が愛される理由のひとつ。
■濱くんのひと言「俺の平熱や。ベストマッチ!」
“ほんの少し人より暖かく、ほんの少し人よりやる気がある、そんなほんの少し人より微熱のある人々が集まるお店…”というお店のコンセプトを聞いて、あの居心地のよさにすごく納得しました。 僕の場合は、36.5℃は微熱ではなく平熱なんですけどね(笑)! 夜のメニューも惹かれるものばかりだったので、ぜひ訪れてみたいです!
店名 36.5℃ kitchen
電話 03-5453-7002
住所 東京都渋谷区上原1-32-18 サリタスビル B1F
営業時間 ランチ 火〜金 12:00~14:00 ディナー 月〜土 18:00~24:00
定休日 日曜。12月31日〜1月5日は休み。
HP http://miyamotogaku.wixsite.com/365ckitchen
MEMO キーマとフレンチの2色カレー(コーヒー付き)¥1,000 ワンちゃんも入店可能ということで、ペット好きたちの人気も高い♡
※2019年12月27日時点の情報です。営業時間等に変更の可能性がありますのでHPにて最新の情報をご確認ください。
★高校時代からカレーひと筋!の 店主が作る愛情たっぷりカレーを吉祥寺で食す!
★連載 第11回『#うるとらかれーらばー濱正悟のカレー手帖』 <ディップパレス編>