仕事納めも終え、いよいよ本格的に年末年始シーズン突入。
冬のボーナスの使い道を考えたり、初売りに備えていろいろ何を買おうか考えたり……1年頑張った自分に、そしてまた来年1年頑張るために、ご褒美をあげたいですよね♡ 自分へのご褒美に、美容グッズなどを購入する方も多いと思います。
今年の冬は、ヘアドライヤーの購入なんていかがですか? 1回買えば毎日使い、いいものを選べばそれだけでかなり髪質が変わってくると言われるドライヤーはかなりコスパのいい自分への投資。
今回は、株式会社ビューティーエクスペリエンスが美容師 81名を対象に行った「高級化するドライヤー選びや活用」に関する調査をご紹介♪ 現役美容師直伝のヘアドライヤーの選び方や、ヘアドライ・テクニックなど知って得する内容ばかり! ぜひ読んでみてください♪
ヘアドライヤーは風量で選べ!
近年、風量、カール、ナノイー、スカルプケア、美肌ケアなど、美容好きさんを魅了するヘアドライヤーがたくさん登場しています。「結局どれが一番いいんだろう……」と頭を抱えてしまう方も多いのではないでしょうか。そんな時にやっぱり参考にしたいのはプロの方々ですよね!
そんなプロである美容師さんがヘアドライヤーを選ぶポイント第1位は、なんと80%とダントツで「風量」という結果になりました。それに次いで「軽さ」「風温」と並んでいる結果から分かるように、ドライヤーが多機能になっても基本的な性能に注目する美容師の方が多いようです。
「風量」が少ないと、乾くのに時間がかかります。水に濡れた状態ではキューティクルが開いてしまっているので、髪内部の栄養やケア成分も外に出てしまいます。また「風量」が少ないせいで長時間熱風にさらされると熱ダメージを受けやすく、髪が傷む原因となってしまいます。ゆえに髪を早く乾かせる「風量」のあるドライヤーが選ばれるようです。
美容師さんが自宅で使うドライヤーって? 意外な価格帯
美容師さんが自宅で実際に使っているヘアドライヤーの価格帯について調査したところ、最も多かったのは、気軽に購入できる「5,000~10,000円」のもので、全体の37%と4割近くを占めていました。次に多かったのは、ヘアマッサージ機能など付加価値のついた「20,000円以上」の高価格帯と言えるヘアドライヤーで、全体の27%という結果になりました。
ヘアドライヤー選びは、速乾性、温度コントロール、アタッチメントの充実、ドライ以外の機能など、何を重視するかによって様々な選択肢が広がります。美容師さんのドライヤー価格帯からも分かるように、高いからいいというわけではなく、自分に合った機能のドライヤーを選ぶことが大切です。
現役美容師直伝! 今日から使えるヘアドライテクニック!
毎日欠かさずに使うヘアドライヤーですが、皆さん使い方のポイント、ご存知ですか? 今回は2人の現役美容師さんにプロ目線のオススメの乾かし方テクニックと豆知識を伺いました! ぜひ参考にしてみてください♪
◆defiageのKAITOさん直伝! オススメの乾かし方
defiage クリエイティブディレクターのKAITOさんにオススメの乾かし方を伺うと、
生えグセ(毛根の向き)を見極めて、生えグセと逆側に引っ張りながら乾かして髪の毛がフラットに落ちるようにすると自然な位置で髪が落ち、まとまりやすくなる
とのこと。また、あまり知られていないドライヤーの先端のノズルの使い方について聞いてみたところ、
髪を乾かすときには外し最終の仕上げやブローでつける。ノズルをつけることで風が一点に集中するので、髪をブラシと風でサンドイッチし、テンションをかけることで髪の毛は収まりやすくなる
と教えてくれました。
◆NICOLAのササザキヒデトシさん直伝! オススメの乾かし方
NICOLAのササザキヒデトシさんは、次のように教えてくれました。
最初はまず前髪から乾かします。前髪は髪の正面から風を当てると割れやすいので、下を向き、上からドライヤーを当ててください。
その後髪全体に風を当てていきますが、毛先ではなく、根元から髪を乾かすようにします。根元が50~60%乾いたら、髪を引っ張りながら髪に対して上から風を当てます。クセが気になる人も、乾かすときにひっぱりながら熱を加えるとクセが伸びるので是非試してみてください。
全体が乾いたら最後に冷風を当ててセットしましょう。
いざドライヤーを買うとき、様々なドライヤーをみて悩んでしまう方が多いと思います。そんな時はこの記事の内容を是非参考にしてみてくださいね。また、ヘアドライテクニックも、今日から実践できるような簡単なものになってます。乾かし方ひとつで抱えるヘアトラブルが解決するかも! ぜひ実践してみてください♪(山口彩楓)
情報提供元:株式会社ビューティーエクスペリエンス