「クリスマスの人気海外旅行先」ランキングTOP10発表!
年に一度のクリスマス。1年の中でもちょっと特別な季節ですよね♪ 大切な人と一緒に過ごしたり、毎日頑張った自分にちょっとご褒美をプレゼントしたり……♡ 海外旅行でさらに特別感をUPしてみませんか?
今回は阪急交通社が集計した「2019年12月24日の宿泊が含まれる海外ツアーの現時点での申込者数」をランキング形式でご紹介! ちょっぴり意外な国もランクイン! 各国のクリスマス事情も紹介しているのでぜひみてください♪
◆10位 モロッコ
クリスマスにモロッコ?と思った方もいるかもしれません。クリスマスのヨーロッパ旅行などはハイシーズンとなり、旅費が高くつきがち。そんな中で、この時期でも安く旅行できる国をあえて選ぶ方も多いようです。イスラム教徒が人口のほとんどを占め、クリスマスを祝う習慣がないため、いわゆる「THE クリスマス感」を味わうのは難しいですが、逆にヨーロッパ諸国のようにクリスマスによるお店の休業の心配がないため、観光や買い物を思う存分に楽しめるメリットがあります。
モロッコの魅力といえば、個性的な街並み。まるで絵本の世界のような「青い街シャウエン」や細い路地が複雑に入り込む「迷宮都市フェズ」などが人気です♪ 一方でサハラ砂漠のホテルから満天の星空を見上げればうっとりしちゃうこと間違いなし! タジン鍋やモロッカングラス、アルガンオイルなどがお土産に人気です♡
◆9位 フランス
フランスには「クリスマスの首都」とも呼ばれるストラスブールという街があり、クリスマスにはうってつけの旅行先♪ そこで催されるクリスマスマーケットは1570年頃から400年以上開催され続ける伝統的なもので、毎年なんと200万人もの人が訪れます! このマーケットは市内に11か所の会場があり、巨大なクリスマスツリーやイルミネーションなど、華やかな街の様子にワクワクせずにはいられない♡
カトリック教徒の多いフランスでは、12月25日はスーパーや雑貨屋などが開いてないことはもちろん、ほとんどの観光スポットに立ち入ることができません。クリスマス当日の滞在は観光などはせずに、現地の雰囲気を思う存分に楽しむ一日として予定を組みましょう!
◆8位 オーストリア
ウィーンをはじめとして音楽の国として有名なオーストリア。クリスマスの季節になるとよく耳にする「きよしこの夜」はこのオーストリアで誕生しました。
各地でクリスマスマーケットが行われますが、中でも規模が大きいのはウィーン市庁舎前。約150もの屋台が並び、3000平米を超える広大なスケートリンクやメリーゴーランド、ミニ観覧車などが設置され、街中が楽しいムードで賑わいます。
グリューワイン(ホットワイン)が定番ですが、「プンシュ」と呼ばれる温かいカクテルもおすすめです♪
◆7位 チェコ
チェコは、首都プラハの旧市街地で行われるクリスマスマーケットが有名です。夕方からライトアップされる大きなクリスマスツリーが幻想的……♡ このクリスマスツリーのオーナメントやデコレーションは毎年変わるので、地元の人も楽しみにしているそうです。
マーケットの定番メニューは「スヴァジャーク」と呼ばれるホットワイン。あえてここで少し珍しいはちみつを使った「メドヴィナ」と呼ばれるお酒を飲んでみるもオススメ♪
チェコではクリスマスに鯉を食べる習慣があるそうで、鯉の唐揚げを期間限定で販売する屋台もあるそうです。
◆6位 トルコ
トルコではイスラム教徒が多いため、クリスマスをお祝いする習慣はありませんが、近年ではクリスマスの飾りつけやイルミネーションを行うお店が増えているんだとか! しかし、キリスト教の誕生を祝うのではなく、新年のお祝いとしてクリスマスをとらえる人が多く、24日・25日に行われるクリスマスに関係したイベントはほとんどありません。
ヨーロッパ圏の国と違い観光スポットやお店は通常通り営業しているため、ブルーモスクやアヤソフィアなどの人気スポットの観光が可能です。
5位 エジプト
国民の多くがイスラム教徒であり、クリスマスをお祝いする習慣のないエジプトですが、近年ではクリスマスをイベントとして楽しむ人が増えているようです。
クリスマスバザールが開催されたり、オーナメントやサンタの衣装が街に並んでいることも! ホテルではクリスマスツリーだけでなく、クリスマスディナーまで用意されていることもしばしば。
観光やショッピングを楽しみつつしっかりとクリスマス気分が味わえるのはエジプトならではかもしれませんね♪
4位 スペイン
スペインのクリスマスは12月24日~1月6日まで続き、24日は家族でディナーを楽しみ、25日はミサに行くなどして静かに過ごします。
24日の夕方から25日にかけて、多くの観光スポットやお店が休業したり、交通機関が本数を減らしたりするので、クリスマス当日は、街中のイルミネーションを散歩しながら楽しんだり、キリストが生まれた瞬間を人形で再現した「ベレン」を見て回るのがおすすめ♡ サグラダ・ファミリアなど時間短縮してオープンしている観光スポットもあるようなのでチェックしてみてください♪
◆3位 ドイツ
各地で行われているクリスマスマーケット。近年日本でも増えてきているようですが、その発祥の地とされるのがドイツです。なんと大都市だけでも2,500以上のマーケットが開催されているんだとか! いたるところで開催されているので、旅行中に複数のマーケットを見て回れるのも魅力です♪
中でも世界一有名とされるのがニュルンベルクで行われるクリスマスマーケット。毎年200万人が訪れ、180もの屋台が並びます。
グリューワイン(ホットワイン)を飲みながら、焼きソーセージを味わったり、クリスマスの飾りにぴったりなレープクーヘン(はちみつやスパイスがはいったクッキー)をお土産に買うのもおすすめです♡
2位 台湾
「新北市ハッピークリスマスシティ」という有名な台湾のイベントは、昨年の来場者がなんと600万人を突破! 豪華なイルミネーションや写真用オブジェでインスタ映え♡ 大人も乗車できるアトラクションなどが設置されたり、レーザーを使ったライトショーの開催が注目を集めています。
2月に旧正月を盛大にお祝いするため、日本ほどクリスマスムードは高くないですが、距離が近く比較的に簡単に行ける点や旅行代金が他に比べ安い点も人気な理由のひとつです♪
1位 イタリア
11月末~12月中旬頃、ローマのナヴォーナ広場、フィレンツェのサンタ・クローチェ広場など各地でクリスマスマーケットが開催されます。イタリアでは、キリスト教が誕生した様子を人形などで模した「プレゼーペ」が有名です。クリスマスマーケットではプレゼーペをはじめとして、クリスマスの装飾品やホットワインが販売されています。
クリスマスシーズンには、サンタに会えるイベントが多く、子供たちとサンタが交流する微笑ましい光景を目にすることができます♡
25日・26日はほとんどの店舗が閉まり、交通機関も運休してしまうので観光の際にはご注意を。
クリスマスの本場であるヨーロッパ圏が半分以上を占める人気ぶりでしたね。クリスマスマーケットで賑わう街やイルミネーションや飾りつけで華やかな街の様子を想像するだけで胸が高鳴ってしまいます♡ クリスマスの時期の観光は、交通機関や店舗・施設の営業時間に気を付けてくださいね♪ また、イスラム圏などクリスマスをお祝いしない地域も穴場スポットとしておススメ! 普段とはひと味違うクリスマス旅行の参考にぜひしてみてください! (山口彩楓)
情報提供元:阪急交通社
★意外!「旅行したことない都道府県」ランキング、2位は高知。1位は…