「海栗」読める?寿司ネタにもなるアレのこと♡
世の中には、誰もが知っている日本語なのに、漢字で書かれると読めない……そんな言葉がたくさんあります。
たとえば、体のあちこちにある「黒子」。
怖そうな字だけど誰もが経験したことのある「衂」。
とある食べ物を表す「若布」や「韮」、「竜髭菜」など。
そんな読めそうで意外と読めない日本語クイズ、本日のお題はコチラです。
「海栗」。
この日本語、なんと読むのでしょうか?
今回はちょっとしたサービス問題。というのも、この日本語が表すものは、漢字どおりの見た目をしているんです。
漢字をそのまま絵に変換して、頭に思い描いてみてください。海、そして栗。海の中に栗が転がっている様子を想像してみましょう……その栗は木から落ちたばかりで、トゲトゲのイガが付いています……。
さて、もうお分かりですね? では正解を見てみましょう、コチラです。
「海栗」の読み方は、「うに」でした。
この「うに」という言葉にはさまざまな漢字があり、「海栗」の他に「海胆」や「雲丹」も同じくウニと読みます。ただし、意味にはちょっとだけ違いがあるんです。
「海栗」と「海胆」は、海の中で生きているウニと食べるウニの両方を指します。
しかし「雲丹」と書いた場合はウニの生殖巣のみ、つまり食べ物としての「ウニ」のみを指しているんですよ!
身近な言葉でも、意外と奥が深いものですね。
1分で読める日本語クイズは毎朝6時に更新中です。明日もぜひ遊びに来てくださいね!
(豊島オリカ)