最近本当に暑いですね。避暑地なんてものは日本には存在しないレベルでどこもかしこも暑い! この暑さを乗り切るべく極力喋る手間を省くため、略語を使うというのも一つの手かもしれません。
そこで今回はバイドゥ株式会社が提供する日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」は、10代女子のSimejiユーザー8,282人へアプリ上でアンケート調査を行い、そのデータをランキング化した「Simejiランキング」を発表します。今回のテーマは、10代女子が選ぶ「流行りの若者言葉・略語TOP10」です。
今回のポイントは、略語も常に進化するという点です。チョベリバ? ナウい? 古いです。そして長いです。もっと、もっとだ。もっと喋る手間を減らすんだ……。ということでランキングを見てみましょう。
まずは10位から6位までを一気にご紹介。
◆10代女子が選ぶ流行りの若者言葉・略語TOP10
10位 草(=笑)
9位 おつ(=お疲れ様)
8位 おけまる(=OK)
7位 フロリダ(=お風呂に入るので会話から離脱する)
6位 それな(=共感や同意)
この中で7位の「フロリダ」は「なんのこと……?」と思う方も多いのではないでしょうか。「フロリダ」とは、「お風呂に入るので(会話から)離脱すること」を意味します。アメリカの州名ではないのでご注意ください。突然友達や彼氏からフロリダってきたらびっくりしちゃいます。
また10位の「草」や9位の「おつ」、6位の「それな」は20代以上にも浸透している言葉にも感じます。使わないとしても意味がわかるという人は多いでしょう。
8位の「おけまる」ですが「OK」という意味で、他にも「おけまる水産」「おけみざわ」などOKシリーズはアレンジ無限大です。
【5位】 あね
5位は「あね」でした。「あーなるほどね」の略であらゆるシチュエーションで使える便利なあいづち。夏休みのないお父さんの愚痴や、興味ない話の時はとりあえずこれで返しましょう。ただ乱用すると相手をイラッとさせてしまうこともありますので、使い方には注意です。
【4位】 とりま
4位の「とりま」は以前から使われている略語で「とりあえずまあ」の意味。「6文字なんて喋ってられるかぁ!」という気合がうかがえます。「とりま」くらいなら、20代以上が使ってもあまり違和感がないのでは。
【3位】 タピる
3位は「タピる」でした。タピオカドリンクを飲むことです。昨年に引き続き、今年の夏も大人気のタピオカ。新たな動詞が誕生していることからも、その美味しさとリピート率の高さがうかがえます。「とりまタピるー?」とか10代の会話では日常なのでしょうね。
【2位】パリピ
2位は「パリピ」でした。今ではテレビでもよく使われているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。パーリーピーポー(Party People)の略で、湘南やフェスなどに出没します。派手な見た目の子などは初対面で「パリピっぽい」と言われたりもするよう。
ではお待ちかねの、1位の発表です。
【1位】 り
1位は「り」でした。堂々の1位はまさかの1文字。究極の略語です。「了解」という意味で、一時期は「りょ」と省略されていましたが、「りょ」じゃまだ長い。まだ省略できる。ということで「り」。正直なところ、メールの変換で「り」と打ったら、次の候補に「了解」という言葉は出てくるような気もします。なんでも略しちゃう、それが10代女子の特徴なのかもしれませんね。
あなたは全部の言葉の意味を知ってましたか? 動画サイトやSNS、メッセンジャーアプリなど、スマートフォンでのコミュニケーションが主流となった今、入力の手間を省くため無駄を減らした略語が次々と生まれています。そう、これは一つの進化の形です。「なんだこれは!」と思ったそこのあなた! 取り残されてしまいますよ! ランキングを3回ほどご自身で咀嚼をし、略語を使って「えいや!」と若返りを図ってみてはいかがでしょうか。ただし、使いどころを間違えてイタい人にならぬよう、用法用量にご注意ください。(ほんじょうみゆき)
情報提供元:バイドゥ株式会社
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