おなじみの漢字でも、それが並んで単語になると「なんて読むのか分からない」……そんなことってありますよね。
たとえば、漢字だけ見れば超カンタンな「一入」。
神社やお寺で見かける「手水」。
カレンダーに書いてある「赤口」や「友引」。
「かわかわ」と読んでしまいそうだけど、じつは違う読み方をする「河川」など。
そんな読めそうで意外と読めない日本語クイズ、本日のお題はコチラです。
「有象無象」という日本語。なんと読むのか、分かりますか?
漢字のひとつひとつはそんなに難しくありませんよね。でもまとめて1語の日本語となると、読めない人が多いのではないでしょうか。
ちなみに「ゆうしょうむしょう」ではありません。「ゆうぞうむぞう」……は、かなり惜しい!
では正解を見てみましょう。
「有象無象」の読み方は、「うぞうむぞう」でした。
小学館デジタル大辞泉によると、この言葉の意味は「取るに足りない種々雑多な人々。多く集まったつまらない連中。」というもの。
たくさん人が集まっている様子を表現しようとして、気軽に使ってしまうケースがありますが……じつはちょっとネガティブな意味を持つ日本語なのです。
言われた側は「失礼だな」と感じてしまう可能性大なので、気を付けたほうが良さそうです。
意味まできちんと知っていた人はスゴイかも! 物足りないあなたは、ぜひ他の問題にもチャレンジしてみてください♪(豊島オリカ)