絶対知ってる単語なのに、意外と読めない。「滴る」の読み方、わかりますか?

「滴る」の読み方、わかりますか?


ひらがなで書けば誰でも知っている言葉なのに、漢字で書かれると急に読めなくなってしまう。そんな日本語って結構たくさんありますよね。
たとえば、「纏わる」「予め」「専ら」「忽ち」「縺れる」など。
そんな知っているのに読めない日本語にまつわるクイズ、本日のお題はコチラです。

 

滴る

「滴る」

この言葉、ひらがなで書けば絶対知っている上に「ああ〜!」と納得できる日本語なのですが……さて、なんと読むのでしょうか?

ヒントは、この漢字。「滴」は水滴の滴です。サンズイが付いているところから、「水に関係のある言葉かな?」と予想できますね。
そう、それは大当たりです。
さらに言うと「滴る」という言葉がよく使われるのはこんな言い方をするときなんですよ。

 

「水も滴るいい女」

水も滴るいい女
(c)Shutterstock.com

 

もうおわかりですね? そうです、正解はコチラ。

滴るの読み方

 

「滴る」の読み方は「したたる」でした。
小学館デジタル大辞泉によれば、「滴る」の意味は次のとおりです。

<「下垂る」の意。古くは「しただる」とも>
(1)水などが、しずくになって垂れ落ちる。「血が滴る」
(2)美しさや鮮やかさがあふれるばかりに満ちている。「水も滴るいい男」

「下垂る(しただる)」がもともとの意味とは思いませんでしたが、言われてみれば説得力がありますよね。
雑学も身につく日本語クイズは毎朝6時に更新中です。明日も気軽に遊びに来てくださいね。
(豊島オリカ)

 

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