ボーイズライクな「ダメージジーンズ」を今っぽく取り入れる、おすすめコーデをピックアップ。ブラウスやパンプスを合わせた女っぽコーデや、×ジャケットのきれいめカジュアルなど、ダメージジーンズをMIXした最旬ファッションを紹介します♡
Contents
「ダメージジーンズ」には種類がある!
ダメージとひとことでも言っても、クラッシュやウォッシュなど加工もさまざま。ヴィンテージライクなデニムの代表的なデザインを解説します。
■ウォッシュ
何度も洗って着古したような風合いのウォッシュ加工は、色落ちした部分が多いほど印象がカジュアルに。さらにウォッシュ感が強く、ムラのある霜降りのような色落ちが特徴のケミカルウォッシュは、80年代にブームとなった加工でコーデに辛さがプラスできます。
■クラッシュ
クラッシュとは傷や穴など擦れによる風合いをあらかじめつける加工のこと。クラッシュのダメージが大きいほどラフな印象になります。
■フレイドヘム
デニムの裾を切りっぱなし(=フレイドヘム)にした加工。裾だけに履きこんだ感じが演出されるので、ハードな印象がほとんどなく着こなしやすいデザインです。きれいめや甘めのトップスにも合わせやすく、程よい抜け感をプラスするのに重宝。カットオフデニムと呼ばれることも。
初心者さんは「ちょこっとダメージ」のジーンズが使いやすい!
ダメージジーンズをはいだことがない! 加工のあるジーンズの選び方がわからない、という人は、色落ちもクラッシュ加工も控えめなものをまずGET。全体に淡いブルーでシルエットが太すぎず、クラッシュなどの破れ加工が膝より下にあるものがおすすめです。
失敗しないダメージジーンズコーデのポイント
- 「ダメージ」加工は種類があるので好みをチョイス!
- 控えめのダメージジーンズは甘めやきれいめトップスにも合わせすい
- 強めのウォッシュになるほどカジュアルで軽やかな印象に
- 今っぽいシルエットならフレアやワイドシルエットがおすすめ
コーデがこなれる「ウォッシュ」のダメージジーンズ
【1】ウォッシュジーンズと白ブラウスのパリっぽコーデ
フェミニンなエンブロイダリーブラウスは、ウォッシュジーンズ合わせで糖度をオフ。腰まわりすっきりなセミワイドシルエットを選ぶことで、ブラウスINもスタイルよくキマります。かごバッグにスカーフを巻くひと手間で洒落感を高めつつ、足元は黒パンプスでキリッと引き締めて。
【2】ウォッシュジーンズ×シアーワンピの軽やかデニムスタイル
淡いブルーのウォッシュデニム×グレーワンピのコントラストと、涼しげなシルバー小物でキレよく大人に。洗練グレーと絶妙な透け感で、シンプルなカジュアルコーデに女らしい奥行きが生まれます。インナーやパンプスは黒でまとめて引き締め効果を発揮。
【3】ウォッシュ強めのジーンズでモノトーンを辛口に
辛口なウォッシュデニムにチュールワンピを重ねた映えコーデは、小物合わせでトレンド感を底上げ。ラメライン入りスニーカー、ビーズバッグ、小粋なロゴキャップ…と、モノトーンの中にキラリと目を引く小物を仕込んで今どきに味付けを。
【4】ウォッシュデニム×パイピングキャミの大人っぽY2K
モノトーン×ウォッシュデニムの大人シンプルなコーデを、軽快さと気品を添えたカゴバッグで盛り上げて。透かし編みのカーデやメリージェーンパンプスも程レトロな旬コーデにひと役。
【5】ウォッシュ×ダメージのブルーデニムと白シャツで爽やかに
白シャツとウォッシュデニムの爽やかコーデは、インナーの見せ方やアクセサリーでモードにシフト。タンクトップにシャツをゆるっと羽織って抜け感を出したり、首元をコサージュで盛るのが今どきバランス。仕上げにゴールドのかごバッグで盛れば、シンプルになりがちなシャツコーデも周りと差がつく仕上がりに。
【6】ピンクブラウスとウォッシュジーンズの甘辛コーデ
遊びのきいたロマブラウスも×ウォッシュデニムなら即こなれた印象に。デニムといえばブルーデニムを合わせがちなところを、淡グレーで抜けよくコーディネート。リボン付きのピンクブラウスも、スイートになりすぎず大人きれいに着地します。キルティングバッグで甘さを加えた分、Vストラップのインナーやチャンキーヒールパンプスでパンチを効かせて理想の甘辛バランスに。
【7】赤パンプスやビスチェでウォッシュジーンズをレディに
白トップス×ウォッシュデニムのシンプルコーデに、ふんわりキャミをレイヤード。ひとクセシルエットで緩急をつけるとデニムスタイルが新鮮に仕上がります。キャミがボリューミィな分、トップス&パンツはタイトにまとめてパンプスでレディな差し色を。ラタン素材のバニティバッグで、ちょいレトロに振ってワンランク上の着こなしに。
【8】ウォッシュデニム×ビスチェのガーリーカジュアル
ガーリー度満点のビスチェは、ほんのりピンクのカットソーに重ねてワントーン風に着ることで、こなれ感増し増しに。定番のデニム合わせも、ライトブルーのウォッシュデニムで全体を淡いトーンでそろえるのが今どきです。小物はベージュであえて締め色を入れないのが正解。
【9】ウォッシュジーンズにチュールを重ねた今どきレイヤード
ウォッシュデニムとチュールスカートの重ね着に、リズムを作る小粋なストライプシャツがGOODバランス。上級者な着こなしも端正なブルーでまとめれば、リッチ&大人見えが狙えます。ゴールドのアクセサリーやポインテッドトウパンプスで、女らしさも上乗せ。
【10】辛口ウォッシュデニム×甘めピンクトップスが好相性
くすみピンクのニットに淡ブルーのウォッシュデニムを選んで上品なフェミニンカジュアルに。ブラウンでつなげたバッグ&靴など締め色をさりげなく加えるだけでコーデにメリハリが効かせられます。
【11】きれいめニットをウォッシュデニムでカジュアルダウン
クラシックなツイード風カーデは、白T×ウォッシュデニムでカジュアルダウンして肩の力が抜けた着こなしに。赤小物やネイビーのミュールを合わせるとフレンチマリンに仕上がります。バッグのラフィア素材でコーデ全体の印象を軽やかに。
【12】ネオンカラータンクとウォッシュデニムでヘルシーに
シンプルだけど目を惹く派手色タンクトップ×ウォッシュデニムの休日コーデ。トップスや小物にインパクトがある分、デニムは薄めのカラーを合わせてシンプルにまとめるのがコツ。キャップやスニーカー合わせで旬のスポーティ要素もプラスして。
辛口な「クラッシュ」ダメージジーンズのコーデ
【1】ダメージジーンズでブラウスコーデの鮮度をUP
センシュアルなシアーブラウスは、ダメージデニムで辛口に振ってヘルシーに。ゆるっとしたシルエットのアイテム同士を合わせるなら、ベルトでウエストマークしてメリハリを効かせるのが正解です。バッグはクリーンな白で、爽やかに。
【2】タンクやダメージジーンズの肌見せでヘルシーな色気を
目を引く赤のアメスリタンクでデニムコーデを女っぽく更新。太もものカットアウトダメージが今っぽい肌見せバランスを叶えます。ぴたっとコンパクトなアメスリは、×ワイドデニムでメリハリを効かせるのがおすすめ。かごバッグやメッシュの靴で季節感も添えて。
【3】白シャツをダメージジーンズやキャップでラフに
ダメージジーンズにボーダータンクとシャツを合わせたきれいめカジュアルコーデ。クロップド丈のシャツを引き立てるようにタンクトップをタックインすることで、スタイルよく仕上がります。スポーティなキャップやショルダーバッグで軽やかさも。足元は女っぽいヒールサンダルで、ダメージデニムのやんちゃさをマイルドに。
【4】襟付きカーデ×ダメージジーンズの大人カジュアル
いつものデニムをアプデするなら、クラッシュが効いたダメージジーンズが本命。ライトブルーになじむ淡いオレンジのシアーカーデで上下ともに程よい肌見せ感を演出すると、抜けが生まれて今っぽいカジュアルコーデが完成します。
【5】ふんわりシャツコーデにダメージジーンズで辛さをプラス
肌が大胆に透けるセンシュアルなシアーシャツには、エッジの効いたビスチェを合わせてトレンド感のあるスタイリングに。ダメージデニムやカゴバッグでカジュアルダウンすることで、甘すぎず大人っぽい雰囲気が楽しめます。
【6】透けニット×ダメージジーンズの今っぽカジュアル
今っぽムード高まるダメージデニムと透け感のあるカギ編みのオレンジニットで〝狙ってないのに色っぽい〟旬の着こなしが完成。インナーのタンクとサンダルを白で繋いだら、バッグはニットの色味を拾ったオレンジで統一感を。
【7】ダメージジーンズ合わせが新鮮なロングジレコーデ
切りっぱなしの古着風ダメージデニムは、あえてのジレ合わせで大人きれいなカジュアルコーデに。ピーチピンクのジレは、面積を少なく&ブラックで締めれば着こなしは簡単です。足元はメッシュのヒール靴で今っぽい抜け感をプラス。
さりげないダメージジーンズなら「フレイドヘム」
【1】切りっぱなしデニムでニットコーデにこなれ感を
コンサバ見えしがちなホワイトデニムこそ、こなれ感が出せるフレイドヘムが◎。合わせる半袖ニットはちょこっと肩を覆うフレンチスリーブやニュアンスカラーを選ぶと、フェミニン度がUPします。コーデがシンプルな分、バンダナやチェーンバッグ、ツイードパンプスなど小物で遊びを加えておしゃれ上級者な印象に。
【2】フレイドヘムのジーンズでオールホワイトにアクセントを
「気取っていないのにおしゃれ」が叶うフレイドヘムのホワイトデニムは、感度の高いカジュアルコーデに最適。トップスにラインストーンが効いたリュクスなカーデを合わせて、キレのよさとこだわりも忘れずに。凛としたオールホワイトにはシルバー小物でトレンド気分をON。
【3】切りっぱなしデニム×甘トップスで大人かわいく
さりげなく個性が光るフレイドヘムのデニムは、フリルブラウスやハートのカゴバッグで、ひとクセありなフレンチカジュアルに。デニムは濃いめのブルーを選ぶことで、大人っぽい印象もGETできます。顔周りを盛り上げるハートピアスや地金チョーカーも今っぽいアクセントに。
【4】切りっぱなしデニムや黒サンダルで抜け感を
マルチボーダー×白のフレイドヘムデニムのカジュアルコーデも、統一感のある色合わせでグッと大人な見え方に。ミントを効かせた今っぽ配色のマルチボーダーなら印象も爽やかです。足元は黒のミュールで引き締め&抜け感をプラス。
ダメージジーンズでこなれ感のある着こなしに♡
シンプルトップスを着るときも、×ダメージジーンズなら辛さやこなれ感がプラスできてお洒落っぽい印象に。ダメージが程よいタイプなら、甘めトップスやきれいめアイテムにも合わせやすいので、より着回しが楽しめます。強めのヴィンテージ感やハードさも足したい人はクラッシュを、さりげなくこなれ感をプラスするならウォッシュ加工やカットオフがおすすめです。