ダメージジーンズとの違いは？「リップドジーンズ」って何のこと？【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「リップドジーンズ」って何？

リップドジーンズの「リップド（ripped）」と「ジーンズ（jeans）」をプログレッシブ英和中辞典とデジタル大辞泉で調べてみると…

rip
[動]（～ped；～・ping）
1他〈物を〉（強く）引き裂く，裂いて［破って］（…に）する；〈木材を〉縦びきする；自〈物が〉裂ける，破れる，ちぎれる，ほころびる（up）
1a他〈裂け目・通り道・穴などを〉切り開く
2他〈物を〉はぎ取る，もぎ取る，破り取る（off，out，away）≪off，from≫

ジーンズ【jeans】
１ 細綾織りの丈夫な綿布。スポーツウエア・作業衣などに広く使われる。
２ ⇒ジーパン

リップドには英語で「引き裂く」「破れる」という意味があり、太ももや膝などに意図的に裂け目を入れたジーンズを「リップドジーンズ」と呼んでいます。似たような加工をしたジーンズに「ダメージジーンズ」がありますが、ダメージジーンズは擦れなどダメージ全般を指すのに対し、リップドジーンズは裂け目や穴があいているものを指すことが一般的です。ハードな印象になりがちなリップドジーンズは、ジャケットなどきちんと感あるアウターや甘めブラウス、華奢サンダル、白トップスなどきれいめな印象のアイテムと合わせることでバランスを取るのがオススメ。とことんカジュアルに振りたい時には、デニムオンデニムやクロップドTを合わて、Y2Kコーデに仕上げて。

リップドジーンズの着こなし

トレンド感を重視するならデニム×デニムのコーデがおすすめ。カジュアル度高めのリップドジーンは、メタリックバッグやきれい色サンダルなど小物で女っぷりを上げるとコーデ全体が洗練された印象に。インナーは白を選んで大人っぽく着こなして。