KAT-TUNの亀梨和也さんが、1月9日スタートの主演ドラマ『FINAL CUT』（毎週火曜21時 ※初回15分拡大）の制作発表会見に、藤木直人さん、栗山千明さん、橋本環奈さん、林遣都さん、Hey! Say! JUMPの高木雄也さん 、やついいちろうさん、水野美紀さん、杉本哲太さんらと共に登壇しました。
元日にKAT-TUNの再活動を発表した亀梨さんは、「明けましておめでとうございます。KAT-TUNの新たなスタートの年に、ステキなキャストの皆さんとチームとして、一歩踏み出せるのは本当に幸せです」と笑顔であいさつ。
亀梨さんは今年の目標を聞かれ、「ビビりな自分に勝つ」と宣言。本作では、パルクールなどのアクションにも挑戦していますが、「子供の頃は、ここからジャンプしたらかっこいいだろうなっていう思いだけで動けていたのが、今は降りた時にツルっていったらどうしようとか、余計なことも考えられるようになってしまって（苦笑）」と理由を明かし、「そういったところも理解した上でもちゃんと踏み出せる、慎重かつアグレッシブな年にしたいですね」と意気込んでいました。
一方、亀梨さんのジャニーズ事務所の後輩でもある高木さんは、「グーたらな自分に勝ちたい」と今年の目標を。「空き時間があると、グーたらしてしまうタイプなんで」と説明すると、亀梨さんから「この間もすげーお菓子喰ってたよね。メイクさんと普通に女子会してた」とのタレコミが（笑）。高木さんは「急にばらすのやめてくださいよ～！」と戸惑いつつも、「この作品でいろいろ吸収できたらなと思います」と笑顔で返していました。
12年前にメディアに母親を殺人事件の犯人扱いにされ、無実の罪で亡くした過去を持つ・中村慶介（亀梨）の復讐劇が描かれる本ドラマ。会見では、自身や共演者のメディアを通して伝わっているイメージとは違う一面についてトークするひと幕も。
亀梨さんは、「僕は性格があまのじゃく。あと、結構ストイックって言われるんですけど、全然そうじゃないんです。家とか素っ裸でグーたらしてるんで。“生まれたての亀”で生活してます」と告白。すると、共演のやついさんから「“生まれたての亀”って何？」とすかさずツッコまれ、照れ笑いしていました（笑）。
また、共演者の皆さんからは、亀梨さんの意外な一面について続々と報告が。林さんは「亀梨さんとは20歳くらいの時に、一度お食事でご一緒させていただいたことがあり、当時からものすごく優しくて、男らしい印象ですが、今回の役はそんな亀梨さんとはかけ離れていて。昨日の共演シーンでは、12年間苦しみ復讐心に満ち溢れた感じがすごく出ていて、殺されるかと思いました（笑）」と、亀梨さんの凄みのある演技を絶賛。
続いて、やついさんは「亀梨くんと初めてのシーンがものすごく押してほとんど撮れなくて。申し訳ないなと思って少し話したら、『役者は待つのが仕事ですから』とさっと帰っていったんです！ めちゃめちゃかっこいいなと思って、10年くらい先輩なんですけど、『先輩！』って呼んじゃいました（笑）。15年前はコントを教えていたのに、まさかこんなに差が付くとは（笑）」との証言が。
それを受けて亀梨さんは「“役者は”とは言ってないですよ！ ここだけ切りとられると勘違いされちゃうので気を付けてください（笑）」と爆笑しがら弁明するも、やついさんが「言ってましたよ！ 背中でこう、振り返って言ってましたよ」と当時の亀梨さんの身振りをマネしながら明かし、会場を笑いに包んでいました。
また、高木さんも亀梨さんについて、「後輩からすると近寄り違いがたいイメージで、今回、幼なじみでタメ語を話す役柄だったので、わ～どうしようって周りに言ってたんです。でも、どこからかそれを聞いてくださり、2人きりでごはん行こうって言ってくれて。かっこいいなって思いました」とニッコリ。
逆に、亀梨さんは高木さんについて、「当初、Hey! Say! JUMPの中でもKAT-TUNよりなイメージで、僕と一緒で毛先を遊ばせるタイプだったんです（笑）」と明かすも、「KAT-TUNの全国ツアーでバックについてもらってたんですが、僕ら当時はやんちゃなグループだったのでリハの待ち時間に後輩を驚かせようとしてて、高木に怒っている風のドッキリをしかけたら、高木が本当に泣いちゃって（苦笑）。そういう思い出があるので、その時の怖い印象があるのかも……」と過去のエピソードを告白。
高木さんは「そうなんですよ、いまだに取れないです！ なんか言ったら怒られちゃうじゃないかと思って」と打ち明けると、亀梨さんは「泣かしてしまった申し訳ない過去があるので、このドラマの最中にたくさん食事を奢って挽回したいです」と先輩らしく返していました。
さらに、水野さんからも「芯のとおった男気のあるストイックイメージだったですが、クリスマスの日に緊張感のあるシーンで共演していた際、ふとしたセッテイングの合間にジングルベルを鼻歌で歌っていて。『ちゃんとクリスマス気分やん！』って思わずツッコんだら、亀梨くんが『えぇ、1年に1日だけですから』と。かっこよかったです」と現場でのかわいかっこいいエピソードを明かされていました。
亀梨さんは作品について、「今の時代だからこそ起こりうる問題に、正面から切り込んだ作品。皆さんにいろんなものを受け取り感じてもらえたら。ぜひ火曜21時にご覧ください！」とアピール。亀梨さんがどんな復讐鬼を演じるのか、楽しみですね♡
