KAT-TUN・亀梨和也さんが主演を務めるドラマ『FINAL CUT』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜21時)。1月30日放送の第4話でキーパーソンを演じるお笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろうさんが、亀梨さんについて明かしています。
『FINAL CUT』は、亀梨さん演じる主人公・中村慶介が、母親を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組関係者に“ある目的”のために制裁を加え、事件の真犯人を追う姿を描くメディアへの復讐劇です。
これまで、12年前に母親・恭子(裕木奈江)を死へと追い込んだテレビ番組『ザ・プレミアワイド』のプロデューサー・井出正弥(杉本哲太)、ディレクターの真崎久美子(水野美紀)と小池悠人(林遣都)に対して、公開されると人生が終わる致命的な映像“ファイナルカット”を突きつけ、当時の状況について聞き出してきた慶介。
しかし、恭子が真崎に語った「不審な若い男を見た」という目撃証言や、小池が作成した犯人候補者リストを番組が追及しなかったことは明らかになったものの、なぜ番組が警察よりも早く恭子の犯人扱いを始めたのかはわからないままでした。
そんな中、第4話で慶介のターゲットになるのは、ある人気子役の転落事故で、加害者と疑われた少年に対する取材で暴走する『ザ・プレミアワイド』のカメラマン・皆川義和(やつい)。12年前の事件では、恭子と慶介を執拗にカメラで追い続けた男で、狙った獲物は逃さない敏腕カメラマン。慶介が運営するメディア被害の通報サイトに、皆川に関する相談が寄せられたことをきっかけに、慶介は皆川をターゲットにして動向を追い始めます。
皆川を演じるやついさんは、役どころについて「『あいつ嫌だな』って思いながら、『どこかに自分もそういう部分があるよね』みたいなところが皆川の役だと思います」と明かし、「正義だけでは語れないふてぶてしさを出せたらと思います。台本に“ひょうひょうと”と書いてあることが多いキャラクターなんですけど、それはどこか違うところに皆川の本質があるからなんでしょうね。その本質に触れた時に本気になるんじゃないかと思いますし、それがファイナルカットを突きつけられる場面に表れると思います」と分析。
また、第4話で印象に残るシーンを聞かれると、「皆川がファイナルカットを突きつけられるシーンがやっぱり印象に残ったというか、『本当に頑張らないと』と思っていたので、終わってホッとしているところです」と振り返り、「そしたら、終わってからすげえ太っちゃいましたね(笑)。わかりやすく太りましたね」と苦笑い。
主演の亀梨さんについては、「とにかく誠実な青年ですよ。たまたまKAT-TUNがデビューするときのレギュラー番組で一緒だったんですよね。レギュラーでご一緒するのはそれ以来なので、『たくましくなったな』という感じがしたんですけど、当時を亀梨くんも覚えてくれていて。あの時に比べたら、大スターなわけですけど、全然、誠実さとかが変わらないからすごいなというか、逆だったらどうだったんだろうって。僕が逆の立場だったら威張ってるんじゃないかって(笑)。人間性が素晴らしいなと思います」と絶賛。
そして、「見ていてスカッとするドラマです。ちゃんと悪い人たちが亀梨くんに裁かれる気持ちよさを味わってもらいたいなと思います」とアピールしています。
さらに第4話では、『ザ・プレミアワイド』が母を犯人扱いし始めた背景に警察が絡んでいるのではないかと考えた慶介が、12年前に捜査していた上司の高田(佐々木蔵之介)に疑惑をぶつけます。
また、慶介が扮した“マモル”との恋に夢中な若葉(橋本環奈)が、マモルとの食事にサプライズで姉の雪子(栗山千明)を同席させることを思いつき、雪子が思いを寄せる“吉澤”がマモルと同一人物だとは知らずに待つ2人と慶介が鉢合わせしそうになるなど、波乱の展開に!? 慶介の復讐がどう進んでいくのか、ハラハラドキドキの展開に期待が高まります!