30代・40代になってくると頼りにしてくれる部下や後輩が増えてきますよね。
そうなると、後輩や部下の相談に乗るのに、一緒にお昼に食べに行ったり、飲みに行ったりしますよね。そういう時に上司として、先輩としては、どれくらいおごるべきなのか……悩むところだと思います。
そこで今回は、SMBCコンシューマーファイナンス調べの「30・40代の金銭感覚についての意識調査」の結果を見てみましょう! 同世代の上司・先輩たちはどれくらい払っているのか。まずは、抵抗を感じない金額から!
◆上司に調査!「部下・後輩におごるときに抵抗を感じない金額」っていくら?
全回答者(1,000名)に、部下や後輩におごってあげるときに抵抗を感じない金額を聞いてみると……、
2,000円:抵抗を感じない 61.1%、抵抗を感じる 38.9%
3,000円:抵抗を感じない 46.8%、抵抗を感じる 53.2%
4,000円:抵抗を感じない 24.7%、抵抗を感じる 75.3%
5,000円:抵抗を感じない 23.8% 抵抗を感じる 76.2%
そして6,000円を超えると「抵抗を感じない」人が9.4%。そこから「1万円」でも抵抗を感じない人が8.9%なので、過半数が「抵抗を感じる」3,000円と、超えればその先はあまり変わらない「6,000円」がひとつの壁となりそうです。
上司と部下、先輩と後輩という関係は、お金で成り立っている関係ではない。それに全額や半額以上おごってもらう側も金額が多いとちょっと困ってしまいますよね。ということで、2,000〜3,000円のおごりが両者とも気持ちが良くなる金額……なのかもしれないです。
では続いて、男女別の金額の差を見ていきましょう!
男女別に見てみると……1,000円のおごりで「抵抗を感じない」割合は男性で90.2%、女性で89.4%と、特段の差はみられませんでしたが……、
2,000円のおごりで「抵抗を感じない」割合は男性で66.2%となり、女性(56.0%)よりも10.2ポイント高く、3,000円のおごりでは男性が56.0%で女性の37.6%よりも18.4ポイント高くなるなど、男性のほうがだいたい「抵抗を感じにくい」傾向にあり、男女間で意識差がみられました!
この結果を身近の例に当てはめてみると、女性のおごりは千円程度のランチやカフェ、男性のおごりは3千円程度の“ちょっと一杯”までを許容範囲と考えているのかもしれないですね! そうなると、結構納得できませんか?
とは言え、もしも結婚していると、この奢りの金額の男女差が夫婦の金銭感覚のズレに発展して、夫が怒られることが結構ありそう……。今回の記事で同世代の人の金銭感覚を学べたので、歓送迎会や出会い、花見があるこの季節、ちょっと奢る額を見直してみてもいいかもしれないですね。(かすみ まりな)
情報提供元:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2017」
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