「10歳」は女の子にとって、カラダが変化し始める時期。カラダの環境だけでなく、心でも大きな変化を迎えた、なんて経験があった人も多いのではないでしょうか。
ただ、自分たちの時よりも技術の進歩や生活環境が変化しているので、どんどんギャップが出てきているようなのです……。そして、そのギャップについて、正しい情報を届けるためにワコールが調査を行っていました。今回はその調査結果の「化粧」と「ブラジャー」編について見ていきます! イマドキの10歳の正しい現状とは……?
◆イマドキの10歳女子の「メイク・ブラジャー事情」について調査
まずは、「化粧」について。
「いつもする」・「時々する」を含めて44%が化粧をすることが判明しました!
Q.化粧はする?
いつもする 4%
時々する 40%
しない 32%
したことがない 24%
現役小学生の知り合いがいないので、近くにいたCanCam.jp編集部スタッフに小学生時代のお化粧事情について聞いてみると、「マニュキュアはしてた」(23歳)「お祭りの時や旅行などのハレの日にしてた!」(20歳)というものから、ド定番の「母の口紅を隠れて塗ったことはあるけど……」(24歳)というものまで集まりました。
おそらく今の20代前半の小学生時代よりも、お化粧率は上がっていそうですよね。「44%が時々する」って結構高い割合な気がします! はたして、マスカラ・アイラインだけでなく、ベースからがっつりお化粧しているのか。気になりますね。
そういえば以前、小学生女子がほぼ全員読んでいる漫画雑誌『ちゃお』の付録にマニュキュアがついたことが話題になっていました。が、もしかしたら、ラメ入りアイライナーとか、ミニマスカラが付録になる日も近いのかもしれないですね……。
続いて「ブラジャー」について。所持率について調査してみると……、
10歳では所有率が約40%ですが、11歳になると約60%に増加! 11歳以降は所有者の割合がどんどん高くなっていきます。
この結果から、ブラジャーの所有率には「親の関心度」の違いなども反映されている可能性もありますが、10歳~11歳の時期に半数以上がカラダの変化とともに大人になることを意識しているようです!
ちなみにブラやバストについて、悩んだ時は誰に相談するのか聞いてみると、
10歳・11~14歳ともに半分以上の人が「お母さん」が最も多く、続いて「友達」、そして「相談したことがない」の順となりました。
意外にも友達同士との情報交換は盛んに行われているのかも? 確かに、私も小学生の時にブラしてる・してないを修学旅行の前に友達何人かに聞いて、その結果、修学旅行のためにブラジャーを買ってもらった記憶があります。あんまり必要なかった気もしますが、小学生でも見栄を張りたかったんですよね……。
さて、一方で、「誰にも相談したことがない」と答えた人は約30%という結果に。自分の口からカラダのことを話すのは、非常に勇気のいることでもあります。私みたいに堂々と聞ける子じゃないと、親から「買ってみる?」などの声かけが必要なのかもしれませんね。こういうカラダの悩みは優しい保健の先生を頼るのが一番知識もあってオススメです! が、小学生にこの記事は届くかな……?
ちなみに、ブラジャーの購入状況としては、「親と一緒に」買う人が約8割近くにのぼりました。