「甘いもの大好き♡」な都道府県ランキング2位は長崎県、1位は…

もうすぐ12月ですよ。
さまざまなお店がクリスマスにちなんだ、見た目も味も素晴らしいスイーツをどんどん出す季節。クリスマスはもちろん、それ以外の日もついつい甘いものの誘惑に負けてしまう……。ああ、だってそこにおいしそうなスイーツがあるから!

ケーキ
というわけで、NTTタウンページが「洋菓子店」にまつわる都道府県ランキングを出しているのを発見。
いちばんスイーツ好きな都道府県はどこなのでしょうか? 見てみましょう。

 

◆どこの県がいちばん洋菓子店が多いの?

ケーキ屋

NTTタウンページによると、洋菓子店の登録件数は、2007年は「15,640件」だったのに対し、2016年は「13,207件」と、やや減少傾向にあります。

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それと時を同じくして、「ケーキ」の消費量も減少傾向に。

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「ダイエットに効果がある」「ポリフェノール豊富で健康にいい」などの説が出てきたこともあり「チョコレート」の消費量が上がったぶんが反映されたのでしょうか。

それでは人口10万人あたりの登録件数ランキングを見てみましょう。

 

◆甘いもの大好き!人口10万人あたりの洋菓子店ランキング

甘いもの好き都道府県ランキング

1位 富山県(16.64件)
2位 長崎県(15.95件)
3位 福井県(11.59件)
4位 石川県
5位 沖縄県

 

北陸3県がなんとベスト5のうち半分以上を占める結果に。ちなみに人口約10万人あたりの登録件数で見た和菓子店の多さでも、富山県が8位、石川県が2位なことから、和洋を問わず甘党なことがわかります。
全体的に、西日本に多く、東日本は少ない傾向にありますね。

 

ところで、1位の富山県には不思議な現象が起きているそう。
富山県は、洋菓子店の多さでは、ここ10年もの間常にトップ争いをしているのに、総務省家計調査のあらゆる洋菓子購入額を見ても、ほとんど上位には現れないそう。ただ、同じ調査の「可処分所得」は、富山市の2人以上の世帯は常に上位で、小遣いの多さもトップクラス。さらに、冠婚葬祭をはじめとした人付き合いや家族を大切にし、そこにお金を使うという県民性があると考えられています。
これらから予測すると、洋菓子店の多さは「自分たちが食べるため」というよりも、「手土産や贈答品」として洋菓子を購入することが多いのではないか、と考えられます。

 

2位の長崎県は、江戸時代から「海外への窓口」だったという歴史を見ても、洋菓子店が多いことは納得。さらにカステラの消費量は、全国1位であることはもちろん、全国平均の約6倍も食べているそう。カステラが本当に好きなんですね、長崎県人!

 

お菓子は、「平和と文化のバロメーター」だと言われています。
手みやげには何かと甘いものを持っていくことが多いでしょうし、誕生日やクリスマスなどのお祝いごとにはホールケーキを家族でいただくのは幸せの象徴です。
時代とともに「流行のお菓子」など、少々変わる部分があるとしても、次々スイーツブームが生まれ続けるのは、やはり「甘いもの」って、とっても幸せだから!

これからも、そんな「美味しく幸せな文化」が尽きないことを祈るばかりです。(後藤香織)

 

情報提供元:NTTタウンページ

 

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