上がらない給料、終わらない仕事……そんなとき目につく、「あなたの年収低すぎ！」という広告。今の年収が相場に比べて低い理由は、会社の給料形態が悪いとか、もともとの仕事内容が評価されていないことが考えられます。といっても、ブラック企業だったり、経営状況が危機的だったりするのは論外ですが……。
「普通の会社の場合、年収がなかなか上がらない原因は“自分”にある可能性が大きいんですよ」というのは、2万人近くの女性のキャリアカウンセリングをしてきた『はぴきゃりアカデミー』の金澤悦子さん。そんな彼女に年収アップのための最短距離を伺いました。
金澤悦子さん
1991年リクルートに入社。営業に従事し、新人MVP賞を受賞。1994年、株式会社キャリアデザインセンターに創業メンバーとして参画し、売り上げ1億円を達成。著書に『人見知りでも「人脈が広がる」ささやかな習慣』（実務教育出版）などがある。
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「それはズバリ、人脈を作ることです。高度に専門的な資格を取得しても、手当が数千円だったとか、語学が堪能になっても年収UPに直結しなかったという声はよく聞きます。もちろん、自分のスキルを磨くことも大切ですが、“年収UP”という明確な目標があるならば、人脈を広げ、維持していくほうに注力したほうがいいと思います。なぜなら、高い報酬が得られるいい仕事は“人”を介してやってくるからです。これは社外だけでなく、社内も同じこと。今の会社で年収を上げたいなら、社内人脈を拡充することが大切ですよ」（金澤さん・以下「」内同）
金澤さんが考える、社内外でいい人脈を作るためのポイントは以下の5つ。
