あなたの推し選手は?「世界陸上」注目アスリートの“刺さる名言”8選

世界を目指す! アスリートたちの神名言

最近〝一生懸命〟になったのっていつですか? 9月13日から東京で開催される世界陸上で注目の選手たちの多くが、CanCam世代! 8月27日(水)に発売された世界陸上応援MOOK『GET SET GO』の中からそんな彼、彼女の名言をピックアップ。ひたむきに頑張る選手たちの姿が、今の私たちに刺さる…! 推しの選手を見つけて、みんなで世界陸上を応援しよう♡


橋岡優輝(走幅跳)

東京五輪で37年ぶりに6位入賞!

撮影/竹内裕二(BALLPARK)
1999年1月23日生まれ、埼玉県出身。自己ベストの8m36は小学校の教室の横幅と同じ長さ! 大学3年生時の2019年ドーハ世界陸上で日本人初の8位入賞、2021年の東京オリンピックでは37年ぶりに日本人6位入賞。CanCamの「BUZZ Award」にもご登場いただき、俳優顔負けのルックスも話題に! 最近読んで面白かったマンガは『ミステリと言う勿れ』。

単純であるがゆえに難しいけど、そこに挑むのが醍醐味

東京オリンピックで6位入賞を果たし、前回以上の成績を期待された2024年のパリオリンピックは、予選敗退と悔しい結果に。陸上競技の魅力を「走る、跳ぶ、投げる…と動作としては簡単だけど、記録を突き詰めようとすると難しい」と語り、それでも諦めずに挑み続ける橋岡選手の姿に励まされる!


田中希実(1500m・5000m)

世界のトップに果敢に挑戦する走りは必見!

撮影/竹内裕二(BALLPARK) ヘア&メイク/松丸知世
1999年9月4日生まれ、兵庫県出身。2021年東京オリンピック1500mで日本人初の決勝進出&8位入賞。パリオリンピックでも日本代表に選出。現在、13個の日本記録保持者! 今年の日本選手権では、5000mで大会記録を21年ぶりに塗り替え、1500m決勝でも6連覇を達成し、女子最優秀選手賞に輝く。趣味は読書。

ここでへこたれたら自分らしくない

小柄ながらパワフルなレース展開が得意な田中選手は自身を「負けず嫌いで天邪鬼な性格」と表現し、「不利な状況に立ったときほど奮い立ち、踏ん張れる」そう。その根底には〝自分を信じる〟強い気持ちがあるからこそ。私たちもつい他人や周りと比べがちだけど、〝自分らしさ〟を軸にすると、納得のいく選択ができるのかも。


三浦龍司(3000m障害)

日本記録更新でメダルへの期待が高まる!

撮影/竹内裕二(BALLPARK)
2002年2月11日生まれ、島根県出身。19歳で出場した東京オリンピックで49年ぶり決勝進出し、7位入賞。2024年のパリ大会でも8位入賞を果たし、日本人初のオリンピック2大会連続入賞。今年7月には自身の持つ日本記録を2年ぶりに塗り替え、メダルに向けて死角ナシ! スポーツドキュメンタリーと格闘技を観るのにハマり中。

陸上は勝ち負けがわかりやすい。ごまかしようのない成果がモチベーション

ハードルに似た障害物を28回、「水濠」と呼ばれる水たまりを7回飛び越えながら走る、陸上競技の中でも過酷な種目のひとつである3000m障害。そんな種目で活躍する三浦選手は、「タイムが自分なりの達成感や成長を感じられるもの」なんだそう。頑張ってきたことは何かしらの結果が証明してくれるからこそ、うまくいかないときはそれを受け止め、やり方を変える必要があるのかもしれないと気づかされる。


鵜澤飛羽(200m)

日本最速の〝オタク〟スプリンター!

2002年11月25日生まれ、宮城県出身。JAL所属。高校2年生のときにインターハイで100m、200mの2冠を獲得。大学3年生だった2023年のブダペスト世界陸上、2024年のパリオリンピック200mに出場し、いずれも準決勝進出を果たす。今年の日本選手権では3連覇を達成! アニメやマンガ好きとしても有名。

自分ができる最大限をやってきたから、自信を持って「世界で戦う」と言える

パリオリンピックでは決勝進出、日本記録更新などの目標を掲げつつも達成には届かなかった鵜澤選手。「自分の中では覚悟を持って臨んだつもりだったけど、このままじゃ世界には絶対に届かないと気づいた」。そこからより一層自分と向き合い、「どう世界と戦うか」に焦点を絞って色々と準備しているんだそう。現状に気づき、努力し続ける姿は見習いたい!

撮影/神戸健太郎

村竹ラシッド(110mハードル)

パリ五輪5位! スタート前のポーズにも注目

2002年2月6日生まれ、千葉県出身。JAL所属。大学4年生だった2023年に日本記録に並ぶ。2024年、パリオリンピックで日本勢初の決勝進出。短距離種目で歴代最高位の5位入賞を果たす。その際に披露した〝ジョジョ立ち〟ポーズも話題に。多趣味でも知られる。

レース以外はノーサイド。強い人は、お互いの健闘をたたえ合える

「前回のパリオリンピック決勝前の招集所は『お互いにここまでよく戦い抜いた』というような健闘をたたえ合う雰囲気があった」と語る村竹選手。お互いがライバルゆえ、試合前はピリピリしているかと思いきや意外とフランクな世界のトップ選手たちに感銘を受けたそう。私たちも相手へのリスペクトやお互いを認め合う気持ちは忘れないようにしたい!


吉田祐也(マラソン)

青学の原監督も認める「努力の天才」

撮影/千葉タイチ
1997年4月23日生まれ、埼玉県出身。青山学院大学在学中の2020年に、箱根駅伝4区で区間新記録(当時)をマーク。その1か月後の別府大分マラソンで学生歴代2位(当時)に。2024年12月の福岡国際マラソンで、日本歴代3位の2時間5分16秒で優勝。ご褒美はホテルラウンジでのケーキ。

「自分もできるかも」と自信を持ってくれる人がいるかもしれないから僕は走り続ける

大学卒業後は競技からの引退を考えていたところから一転、青学出身者初のマラソン日本代表となった吉田選手。「僕は高校生の頃から強かったわけではなく、箱根駅伝も一度しか走ってない。それでも日本代表になれた。そんな僕が走ることが希望になるとうれしい」と、努力の走りを見せる吉田選手を見逃せない!


サニブラウン・アブデル・ハキーム(100m)

9秒台の記録を持つ日本短距離界のエース

撮影/竹内裕二(BALLPARK)
1999年3月6日生まれ、福岡県出身。高校2年生だった2015年、世界ユース選手権で100m、200mを大会新記録で2冠。特に、200mではウサイン・ボルトの持つ大会記録を更新! 2022年オレゴン世界選手権では日本代表では90年ぶりの100m決勝進出など、歴史的快挙を連発。自己ベストは、パリオリンピックで出した9秒96。私服ではパーカコーデがお気に入り。

速くなればなるほど、今まで気づかなかった課題も見える

16歳で出場した世界ユース選手権で、ウサイン・ボルトの持つ大会記録を更新し、一躍ときの人となったサニブラウン選手。パリオリンピックでは自己ベストとなる9秒96を出すも、決勝進出にはわずか0秒03届かず涙をのむことに…。現状に満足せず目の前の課題を見つけ挑み続けられるサニブラウン選手のような人こそ、さらなる高みへいけるのかも。


寺田明日香(100mハードル)

女子ハードル界の功労者!

撮影/竹内裕二(BALLPARK)
1990年1月14日生まれ、北海道出身。日本人初の12秒台ハードラーで、女子100mハードル元日本記録保持者。高校時代インターハイで3連覇。2013年に引退後、結婚&出産を経て、2016年に7人制ラグビーに挑戦。2019年に陸上に復帰してすぐ日本記録を樹立。東京オリンピック代表、世界選手権にも3度出場。今シーズンで一線を退くことを発表。練習グッズはキャラものが多め!
 
 
競技以外でつらい思いをしてやめる選手がいるのが嫌。〝ひとりぼっち〟じゃない環境にしたい
 
高校生の頃に初めて日本代表合宿に参加した際に、バチバチした空気に「もう行きたくない」と思ったという寺田選手。そんな経験から、後輩選手と一緒に練習したり技術共有したりと、ライバルであっても手を差し伸べるように。今、女子ハードル界が盛り上がっているのも、そんな雰囲気を築いた寺田選手の努力の賜物。ベストなパフォーマンスをするには雰囲気作りも大事だということがわかる名言。

秦 澄美鈴(走幅跳)

おしゃれさも話題♡ 日本女子トップジャンパー

撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)
1996年5月4日生まれ、大阪府出身。大学生時代は走高跳を主に専門とし、本格的に走幅跳を始めて2年で日本選手権を制覇。世界陸上にはオレゴン、ブダペストと2大会連続で出場。2023年のアジア選手権で日本記録を17年ぶりに更新! 2024年のパリオリンピックにも出場。169㎝のモデル並みのスタイルでも注目を集める。昔からの推しはNissy♡

苦しくて立ち止まりたいと思うけど、その瞬間から踏み出す一歩が大事

秦選手が大好きなマンガ『ハイキュー‼』のひとコマから影響を受け、大事にしている座右の銘。たとえ落ち込むことや悔しいことがあっても、「落ち込んでいる時間がもったいない。次はどうしようか、と考える」と、すぐに前を向けるのが秦選手の強さの秘密であり、私たちも見習いたいところ!


陸上の注目選手の名言&レアな姿がいっぱい!
東京2025世界陸上 応援MOOK『GET SET GO』が発売中♡

2,420円(税込)/A4変形判/100ページ(小学館刊)

世界陸上が34年ぶりに東京で開催! そんな〝陸上競技最大のお祭り〟に備えて、CanCam特別編集で人気選手たちの「ここでしか見られない」貴重な姿を撮り下ろし&インタビュー。この本で選手ひとりひとりのことを知って、〝推し〟を見つけて♡ 陸上好きはもちろん、世界陸上を初めて観る方も楽しめる1冊が完成!

check 01:メダル獲得が期待される注目選手たちが登場!

今回のページにも登場いただいた今注目の9名の選手を撮り下ろし。各選手たちの強みや競技への熱い思い、さらに自身が思う競技の見どころも収録。陸上に詳しくない人でもこれさえ読めば安心!

check 02:普段見られないオフの姿&内容が満載!

競技中以外の姿を取り上げた写真も掲載し、専門誌やテレビでは見たことがない部分をクローズアップ! より選手が身近に感じられるCanCamらしいプライベートQ&Aなど、ここでしか見られない内容が盛りだくさん♪

/田中選手は純喫茶で大好きな読書を♪\

check 03:織田裕二さんをはじめ、陸上好き芸能人も登場!

13大会連続で世界陸上を見守り、今年スペシャルアンバサダーとして復帰した織田裕二さんをはじめ、陸上の経験を持つ=LOVE・野口衣織さんや、世界陸上を欠かさず観ているというぱーてぃーちゃん・信子さんも陸上の面白さを語ります!

check 04:日程や観戦ガイドなどもあり、これ1冊で丸わかり♡

日程表はもちろん、今大会の観どころや注目選手、観戦ガイドも収録。競技場内で多発的に色んな種目が行われる陸上を、種目ごとに行われる場所や注目ポイント、これまでの記録など、どんな競技なのか一気に解説します♪

check 05:激レアな選手たちの顔ステッカーが付録に!

\ハート&ガッツポーズがうれしい♪/

史上初⁉ 選手の顔ステッカーがGETできるのもこの本だけ! ひとり約5㎝のスマホに収まるサイズなので、いつでもどこでも推し選手と一緒にいられる♡ 世界で活躍する選手の笑顔を見れば、元気や勇気が湧くはず。

CanCam2025年10月号「世界を目指す! アスリートたちの神名言」より
構成/田中涼子 WEB構成/久保 葵