こんにちは、kanonです。
現在スペイン・バルセロナに留学中で、帰国前にせっかくなら周辺の国々もまわりたいと思い、バルセロナから飛行機で2時間半のモロッコ・マラケシュへ。人生初のアフリカ大陸上陸!
ということで、今回は最近訪れたモロッコ旅行についてお届けします。
モロッコでの3泊4日、何をする?
モロッコへの旅は3泊4日。とはいえ、初日は移動のみ。
夜遅くにマラケシュに到着したため、現地のレストランはすでに閉まっていて、ホテルにチェックイン後はGlovoでデリバリーを頼みました。
2日目からは、2泊3日のツアーに参加! 朝7時にホテルまでお迎えが来て、サハラ砂漠のあるメルズーガを目指し、この日はまず中継地のティネリールまでバスで移動。途中いくつかのスポットに立ち寄り、食事をしたり文化に触れたり、写真を撮ったりしながらの旅でした。
この日はあまりハードなことをしない予定だったので、少しおしゃれも楽しみました。昼間は気温が40度近くになるので、白ベースのコーデで暑さ対策。さらに、アクセントにブラウンやキャメルカラーのトップスとバッグを。
階段や坂道が多く、ロングスカートは持ち上げる場面もありましたが、風通しもよく、日焼け対策にもぴったりでした。
マラケシュから車で約1時間のトウアマでは、少しの間車を降りて、広がる山々の風景を満喫。
そしてこの日のハイライトは、世界遺産のアイト・ベン・ハドゥ! かつて隊商交易の中継地だったこの集落は、今では数々の映画のロケ地としても知られています。現地ガイドさんがついてくれて、ベルベル人の文化について学びながら観光することができました。
この旅ハイライトの世界遺産「アイト・ベン・ハドゥ」へ!
訪れたのは真昼間で、この旅の中で一番の暑さ。冬は-8度まで気温が下がるそうですが、まったく想像がつかないほどの酷暑でした。
それでも、景色は圧巻。赤土で造られた建物が印象的で、「ああ、モロッコに来たんだ」と実感する瞬間でした。
現在もこの集落で生活をしている人が何人かいて、カーペットや絵画が販売されていたりと、集落内も活気がありました。
モロッコ滞在中にヘビロテして食べた「ケフタ」って?
この日は、指定のホテルへチェックイン。
現地の料理も楽しみのひとつで、「ケフタ」と呼ばれるミートボール料理がとても美味しくて、滞在中に4回くらい食べたかも(笑)。
3日目は、ホテルからさらに東へと進んで、ティネリールへ。“オアシスの町”とも呼ばれるこの場所では、モロッコ産のカーペットがどのように作られているかを見学しました。
父がこういったデザインのものが好きなので、少し遅めの父の日のプレゼントにと、お土産を購入。気に入ってくれるといいなー!
次に訪れたのは、トドラ峡谷。
ロッククライミングの聖地としても知られるこの場所は、そびえ立つ断崖絶壁が迫力満点。ずっと来てみたかった場所だったので、ツアーに組み込まれていて嬉しかったです。
いざ、サハラ砂漠へ!
そこからさらに約3時間かけて、サハラ砂漠のあるメルズーガへ。
今回の旅の最大の目的は、サハラ砂漠でラクダに乗って一泊すること! 長時間の移動でマラケシュから8時間以上かかりましたが、それでも体験する価値があると思える旅でした。
ツアー中に購入したスカーフを頭に巻いて、いざラクダ乗りへ。けっこうな高さがありましたが、慣れてくると手すりにつかまらずに乗れるように。
どこまでも広がる砂漠の風景は、本当に感動的。初めての砂漠で、すべてが新鮮でした。雲が少しあって直射日光が和らぎ、思ったよりも快適。サンドボーディングも楽しんで、砂漠の魅力をたっぷり味わいました。
その夜は、ラクダでキャンプ場へ移動し、砂漠で一泊。
ディナーの後には、伝統音楽のパフォーマンスがあって、ツアーで出会った人たちとキャンプファイヤーの周りで踊りました。新しい友達もできて、とても思い出深い夜に!
夜の砂漠は寒くなると聞いていたけれど、実際はテントの中が暑すぎて、シャワーを浴びた後も少し汗をかいたまま寝ました(笑)。
最終日の4日目は、砂漠で朝日を見るところからスタート。心地よい風に吹かれながら見る朝日は最高の締めくくりでした。
それから、またラクダに乗って、バスのある地点まで戻りました。前日と合わせて計2時間半ほどラクダに乗ったので、内ももが筋肉痛に…。自然とインナーマッスルを使っていたみたいです。
最終日は、そこからひたすらマラケシュまでバスで戻る日。途中でランチや休憩も挟みつつ、約8時間かけての帰路でした。
長時間の移動は疲れたけれど、それ以上に新しい発見や感動が詰まった旅!
ずっと行ってみたかった場所でもあり、スペインで出会ったモロッコ人の友達にもおすすめされていたので、今回訪れることができて本当によかったです♡