CS放送女性向けエンターテインメントチャンネル『女性チャンネル♪LaLa TV』のオリジナルドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2にて、俳優、歌手としてマルチな才能を発揮し活躍中の、城田優さんがドラマ監督に初挑戦!
「ネットの噂話を、いちいち彼に報告する。」「彼の男友達が、ことごとく独身だ。」「彼の母親は完璧だ。」の3エピソードが完成!
そんな城田優監督にインタビューを行ってきました!
Woman Insight(以下、WI) 今回、ドラマの監督に初挑戦ということですが、オファーを受けた時の気持ちはいかがでしたか?
城田優さん(以下、城田) 単純に嬉しいなと思いました。(監督は)チャンスがあればどんどん挑んでいきたいと思っていたので、やってみたいなと思いました。
WI いつ頃から監督をやってみたいと思い始めたんですか? 何かきっかけがあったんですか?
城田 何かきっかけがあって監督をやりたいと思ったわけではないんですが、元々好きだったんです。20歳くらいから自分で8ミリカメラを使って、役者やってる友達や一般の友達と “くだらない身内だけの笑える30分くらいのドラマ” を撮ったり。それを自分が 監督、脚本、演出、編集と、全てやりました。
WI ではドラマの監督をするというのは、念願叶って!という感じですか?
城田 そうですね。ただ自分が趣味でやっている事と仕事でやる事は、圧倒的にクオリティーも変わってきますし、責任感みたいなものも加わってくるので、若干怯えていたというか……足を踏み入れるのが怖かったんですが、ショートムービーをやらせていただいたり、最近は『オモクリ監督』に呼んでいただいたりと、徐々にステップアップさせてもらっていますね。ただ今回のように名前のある役者さんたちを使って実際にドラマを作るっていうのはすごくありがたい事ですし、同時にプレッシャーもあります。(他のエピソードでは)名だたる監督さんもいらっしゃるので、若干ビビってるところもあるんですけど(笑)。実は、まだ編集前で。明日編集するんです。なので明日またビビるのか、安心するのかはまだちょっとわからないですね(笑)。
WI 撮影中、役者だからこその演出の仕方やアドバイスはありましたか?
城田 やっちゃいけない事なのかもしれないんですが……自分がやって見せるって事をしちゃうんですよね。他の監督さんは、自分がドラマや映画に出ている時でも そういう事はしないんですけど、僕の場合どうしても自分がやる側だからか「ここはこういう感じで」って、実際に動きをつけてやってしまったり、セリフのニュアンスや、音のつけ方や間の取り方をやってしまって……。特に今回はコメディタッチだったので、おもしろさに関して一番大事なのは “間 ” なので。そのへんを何度も「こういう感じで」って、自分が実際しゃべりながらやって見せたりしてしまったので、それが役者さんにとってやりやすかったのかやりずらかったのかは、わからないですけど(笑)。おそらく役者ならではの演出の仕方なんじゃないかなと思います。
WI 逆にむずかしかったところは?
城田 カット割りですかね。どうしても最低限のルールみたいなものがあって。こっちがこうなった時に、こっちがこう来るのはおかしいだろ!とか。あんまり自然じゃないな、っていうのがあって。そのへんは勉強してるわけじゃないので正直よくわからないんですよね。あと、カメラワークとかに関して言えば全くの素人なので……周りのスタッフに「もう少し寄ったら変ですか?」と、確認しつつ撮影しました。なので全て “城田ワールド” というよりは、ちゃんとルールにそって、自分の世界観を作っていく事に努めたつもりではあります……。が!さっき言ったように、明日編集してみないとわからないです(笑)。
WI 今回監督してみて、ご自身に変化などありましたか?
城田 監督の気持ちって、やってみないとわからないなと思いましたね。特に感じたのは、どれだけもう少しやってみたいと思っても、やっぱり時間との戦いなので妥協しないといけない時があって……。あとは、『ここはこういう風に応えないとな』とか、監督が今、何を感じているのか? 何を考えているのか?っていうことを、なんとなく感じられるようにはなったのかな、と思います。
WI 監督側の気持ちがわかるようになったということですか?
城田 そうですね。監督側の気持ちは痛いほどわかるようになりましたね(笑)。今まではドラマで自分が出てるシーンやセリフがカットされてると、オンエア観ながら 『えっ! 嘘でしょ? あそこあんなに撮ったじゃん』って思ってたんですけど……。今は、しょうがないなと思えるようになりました。編集していると、どうしてもどこか切らなきゃいけない部分が出てくるんですよね。セリフだったりシーンだったり。たとえ1分何十秒でも、本当に大変なんです。1分何十秒って聞くと、すぐ切れそうって思うんですけど、実際はここを2秒切って、ここを3秒切って……みたいな感じで。でも今回それを経験したんで、やっぱりそこからは見方が変わりましたね。ストーリーの中で言えば、ここはなくても大丈夫だろうっていう部分をしょうがなくカットしているだけで、決して悪意があってカットしているんじゃないってことが明確にわかりました。監督ってどうしてもそういう風に思われがちなので『あぁ僕は監督さんには優しくしてあげよう』と思いましたね(笑)。
監督の気持ちが痛いほどわかるようになったという城田さん。後編では、城田さんの思う素敵な女性像についてなどもお聞きしました! お楽しみに! (白鳥優香)
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番組ページ: http://www.lala.tv/watapro2/index.html
城田優監督 第8話 は 10/21(水)23:00~ほか放送
http://www.lala.tv/watapro2/episode/number08.html
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