話題のモデルkanonさんとCanCam OGモデル中林美和さん母娘を深ボリ♡
昨年『SOMETHING』45周年アンバサダーを務めて話題になった母娘が登場! 美和さんは元『CanCam』専属モデル、kanonさんはモデルで大学生で日英バイリンガル。kanonさんの魅力や、素敵なふたりが仲良しだけど依存しない関係でいるための秘訣に迫ります♡
2002年12月11日生まれ。第41回ベストジーニスト2024 次世代部門受賞。現在は、慶應義塾大学で経済学を学びながらモデル、翻訳・通訳、SNSで弾き語りやライフスタイルを発信するなど、幅広い分野で活動中。
中林美和さん(右)
モデル・MAROAプロデューサー。17歳で『CanCam』専属モデルに。現在は多数の女性誌で活躍。さらに2018年オーガニックスパブランド『MAROA』を立ち上げ代表兼プロデューサーに。
かわいいだけじゃない! kanonさんのことが知りたい♡
慶應義塾大学の4年生で、現在はスペインに留学中。さらにモデル、インフルエンサーとして幅広い分野で活動するなど、多忙な彼女のプライベートについてもっと知りたい♡
Q. いつからモデルの仕事をしているの?
A. 実は小さい頃に、母と一緒にお仕事 をしていました
【kanon】「実はふたりで『CanCam』に出るのは初めてじゃないそうです」
【美和】「そう! 私が専属モデルだったときに、3か月の赤ちゃんだったkanonとの写真が載ったので約22年ぶり2回目の登場になります(笑)」
/kanonさんのCanCam初登場♡\
/『CanCam』モデル時代の母です♡\
【kanon】「私はまったく覚えてないけど(笑)。それより『SAKURA』というママ雑誌に母と妹と3人で出させていただいていて、その記憶のほうがあります」
──大人になってモデルとして活躍をはじめていますが、子供の頃と意識は違いますか?
【kanon】「それはもちろん。母から楽しい話も大変だった話も聞いているので、チャレンジが必要だと思っています。CanCamモデル時代の母と今の私は、同じくらいの年齢ですけど、写真で見る母はすごく大人っぽくてカッコいいと思います」
Q. 現役の大学生でもあるんですよね?
A. 慶應義塾大学の4年生で、今はスペインに留学中です
【kanon】「スペイン・バルセロナにある大学に1年間の交換留学中。日本では経済学部に所属していますが、スペインでは法学を専攻しています。バルセロナはいいところ! でもスペイン語以外にカタルーニャ語を喋る人が多くて街の表記もバラバラなので最初はあせりました(笑)。留学中って遊べるのかなと最初は思っていましたが、とんでもない! 授業も難しくて日本にいるとき以上に勉強しています」
Q. なぜスペインに留学をしているの?
A. 英語以外に、もうひとつ語学を習得したくて!
【kanon】「インターナショナルスクールに通っていたので英語は話せるのですが、もう1か国語を話せると世界中で仕事ができるなと思って。スペイン語は世界で2番目に母国語の人が多いのでマスターしたいです。私にはアーティストになりたいという夢がありましたが、同時に経済や金融にも興味があったから進学を選んでいて。夢は複数あっていいと思うので、これからも枠にとらわれずに挑戦していきたいです」
/留学先の部屋はこんな感じ♡\
Q. 留学はお母さんに反対されなかった?
A. むしろ早いほうがいい! と前向きに応援してくれました
【kanon】「兄たちが高校から留学をしてたんで『いつ行くの?』みたいな感じで」
【美和】「心配だけど、やっぱり早いうちから世界を見てほしかったので…」
【kanon】「でも、私が留学して1か月くらい泣いていたらしいです(笑)」
【美和】「それはそうよ。だってさみしいもの!(笑)」
Q. お母さんの影響を受けているなと思うのは?
A. 美容やファッション に関しては、とても影響を受けてます!
【kanon】「母のファッションセンスを信頼してるので、いちばん私に似合うものを教えてくれる気がします。あと友達へのプレゼントを買うときも素敵なものを知ってるな〜ってよく思う」
【美和】「それはうれしいですね」
【kanon】「あと美容情報も母はさすがです。母から習ったスキンケアやコスメがたくさんあって感謝しています」
仲よしだけど依存しない素敵な関係でいるための秘訣とは
「母に話せないことは何もない」と言うくらい仲よしだけど、ふたりとも自分軸があって充実しているそんな関係になるには?
Q. 子供の頃と関係は変わった?
A. 大学生になってからは、ますます同志みたいな、なんでも話せる親友みたいな関係に
【kanon】「母の言うことはいつも正しいので、完璧な存在だと思っていました。でも、母から悩みを打ち明けてくれることもあって、わりと早くから『親も人間なんだ』って感じるように。だからこそ今のような私もなんでも話せる関係になれたのかなと思います」
【美和】「精神面でも大人になってたくましくなりました(涙)。子供たちみんな優しくて思いやりがあるコに育ってくれたなって思います」
――ファッションアイテムをシェアすることはありますか?
【kanon】「アウターをシェアしたり、靴やバッグを借りることがあります」
【美和】「大人になってハイブランドを貸すことがあります。でも『汚さないでね』と言ったりはしますね(笑)」
【kanon】「ハイブランドのオフィスでインターンをしていて、そのオフィスに馴染みたくて母のハイブランドのものを借りたことがありました。『母はいつもこのバッグにこの服でコーデを組んでいるけれど、私ならどんな服を合わせたらいいだろう』って、コーディネートを考えるのが楽しかったです」
【美和】「私も私の母から譲り受けたものがたくさんあって、徐々に娘ふたりにも譲っていきたいなと思っています」
――中林家のモットーはありますか?
【美和】「決めてるわけじゃないですが、人生一度きりだから楽しんでいこう!っていう感じです」
【kanon】「確かに、留学も頑張ってね、じゃなくて楽しんでねと言われました。母は過保護なところもあるけれど、一方で放任主義な面もあって。心配もするけれど必ず応援してくれます。私は心配性で石橋を叩くタイプなので、母のそういう言葉が背中を押してくれることが多いですね」
――理想の女性像はありますか?
【kanon】「自立した女性になりたいです。自分で選択をして、自分のことを幸せにできる人。育児をしながらキャリアを築く母の姿がカッコよくて、自分も同じようになりたいと思っていますが、私は私らしくもっと自由にいろんなことにチャレンジをしたいし、オリジナルの理想を追いかけていきたいです」
撮影/竹内裕二(BALLPARK) スタイリスト/石関靖子 ヘア&メイク/福川雅顕 モデル/中林美和、kanon 撮影協力/田畑桃花 構成/西村真樹 WEB構成/久保 葵