突然ですが、あなたは家族とSNSで繋がっていますか? 最も身近な存在だからこそ知られたくないこともあるし、SNSでは繋がっていないこともある…。
そんな、「家族の存在とSNS」について、ジブラルタ生命保険株式会社が、全国の20歳~69歳の既婚者4700人の男女を対象に行った調査結果をもとにご紹介します。
●家族のLINEグループある?ない?
次に、家族とのつながりについて行われたアンケートによると、59.3%の人が「家族のグループLINEがある」と回答ました。LINEを活用して、家族間でコミュニケーションをとっている家族が多いようです。
都道府県別にみると、あてはまる人の割合は、栃木県と石川県(いずれも68.0%)が最も高くなり、次いで兵庫県(67.0%)が続きました。1位の県と47位の県で20近くの割合差があるのは少し驚きですね。
●約7割が「SNSでパートナーと繋がっている」
加えて、SNSでの繋がりについて聞いたところ、「配偶者・パートナーとSNSでつながっている」と回答した人の割合が71.7%となりました。大半の人がSNS上でも夫婦間・パートナー間とのつながりを持っていることがわかります。SNSは趣味に関する投稿をする人も多いので、人と仲良くなるうえで会話のきっかけや話題のネタにもなるツールです。そのため、実際はパートナーだから繋がっているというよりも、既に繋がっていたという人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、都道府県別にみると、あてはまる人の割合は、広島県(80.0%)が最も高くなり、北海道と福島県(いずれも79.0%)が続きました。どの県も6割を超えており、SNSの身身近さを感じます。
●「子どもとSNSでつながっている」答えたのは49.3%
では、「親子のSNS事情」はどうなっているのでしょうか。実際に子供がいる回答者(3757人)に尋ねると、「子どもとSNSでつながっている」と回答したのは49.3%と、ほとんど半々。パートナーとのSNSの繋がり具合と比べると、割合は減っていることがわかります。親としては「子どもがどのように過ごしているか知りたい」面もありますが、子どもとしては「友達との自分を見られるのが恥ずかしい」という心境もあるということが、SNSでもつながるかを分けているのかもしれません。
ちなみに、都道府県別にみると、あてはまる人の割合は、山形県(64.0%)が最も高くなり、秋田県(62.7%)、山口県(55.8%)が続いています。最もつながっていないのは大分県(41.7%)。
●SNSを使ってより強いつながりに
実際に話すに越したことはないかもしれませんが、ちょっとした相談や感謝などSNSでだから伝えることができることもある可能性も。時には会ったり、電話をしたり、メッセージを送ったりと使い方を工夫しながら、家族とのコミュニケーションをとっていきましょう!(岡美咲)
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