毎日寒いですね。「外と部屋との温度差で、なんだか頭がぼーっとする」という方も多いのではないでしょうか?
…私もそのひとりです。こんな毎日じゃ、お正月にかかげた目標(理想の自分像)に、近づけるわけないよ~(泣)!
そんな今日ご紹介したいのが…
・「なりたい自分像は、ぼんやりある。でも何から始めたら良いかわからない」という方
・「気づけば2月。毎日だらけてきたよ~」という方
にオススメな思考整理術、その名も「ハチの巣メモ」です!!
実はこちら、私が小学生の頃に朝のホームルームで教わって、それ以来続けているノート術。恩師への感謝の思いを込めながら、大切にご紹介します! それではスタート♪
かんたん5ステップ。ハチの巣メモのはじめかた
1.中央に「なりたい自分」を書いて、六角形で囲む
用意するものは…紙とペンだけ。まずは、「自分の理想とする姿」をめちゃくちゃ簡潔に書きます。写真のように、漢字一文字でもGOOD↓
簡潔に書けたら、その文字をざざっと六角形で囲んじゃいましょう。(この六角形が”ハチの巣”メモの所以です)
準備完了、いよいよ思考整理のスタートです!
2.隣り合うマスに「理想の状態」を嚙み砕いて書いてみる
真ん中の文字を補うように、理想の状態を噛み砕いて、最初の六角形を囲むように書いてみましょう。
私は真ん中に「美」と書いたので、「何が美しい状態?」「どんな風に美しくありたいの?」と、自分の心を探っていきます。
↑外見も内面も美しくありたいです。
3.さらに隣り合うマスに「関連ワード」をどんどん書いていく
そうしたら、今書いたそれぞれのマスから「関連するワード」を引き出します。
たとえば…「表情ゆたか」→隣のマスに「よく笑う」→隣のマスに「マスクでもわかるくらい笑顔」→隣のマスに「口元をキレイに」…と、そんな感じです。
4.紙いっぱいに広がったら「大事なワード」にチェック
さっきの写真で「赤く囲んでいるところ」、見えたでしょうか?そう、白い紙にば~っと書き出したメモのうち「特に大事だと思ったこと」を赤く囲むなど、わかりやすくチェックしていきましょう。
私は…「足を組むな」という決心とか、「(2~3年前からしたいと思っていた)ホワイトニング、いよいよ調べよう!」とか、忘れかけていた大切なことを思い出せました。
5.新しいシートを作って、中央に「選んだ大事なワード」を置く
赤く囲んだワードのうち、最も大事だと思ったこと(私はずばり「健康」)について…
再びハチの巣メモを作っていきます! 新しい紙を用意して、今度は中央に「今選んだワード」を書き入れ、もう一度同じステップで思考を整理していきましょう。
時間の許す限りこうして何枚でも、自分とたっぷり向き合います。満足いくところまで気持ちを整理できたら終了♡お疲れさまでした!
ハチの巣メモ、こんな理由でおすすめです。
【1】“気持ちの核”だけを書ける
六角形のマス、スペースは限られています。接続詞や文末などを気にせずに「本当に大事だと思っていること」だけを書けるから、頭もすっきり。
ぽん、ぽん♪とリズミカルに記入することで「自分ですら気がつけなかった気持ち」、あるいは「心のどこかでやりたいと思っていたけれど、しまい込んでいたこと」にも出会えちゃうかもしれません。
【2】どこまで広げるかは自分次第
紙とペンのある限り、永遠に続けられるのがハチの巣メモの強み。しかもマスが六角形だから、「隣り合うマスに関連してことばを書き連ねる」と、上下左右色んな方向に思考を飛ばせちゃいます。
「起きたら3分、思考整理の時間をとろう」とか「勉強に飽きてきたら、10分間理想の自分を妄想しよう」というふうに、時間を決めてルーティーン化するのも良いですね!
【3】思いがけないアイディアが浮かび上がる
ハチの巣メモ、使い方はさまざまです。今回は「自分と向き合う」をテーマにご紹介しましたが、
「新しい何かを思いつきたいとき」にも、とってもオススメなんです!
たとえば私は…こうして文章を書く前に、アイディアを発散させています↓
中央から外に向かって六角形をつなげていくことで、「これ面白そう!」というネタが自然と降ってくるんです。しかもこの時間…最高に楽しい♡
おわりに
簡単で楽しい思考整理術、「ハチの巣メモ」をご紹介しました。
自分と向き合ったり、アイディアをおろしたり。これは自分磨き、就職活動、試験勉強、趣味探し…と、さまざまなシチュエーションで大活躍の予感です♡紙とペンさえあれば今すぐ始められます。ぜひお試しください!(筒渕朱音)