「しらたき」と「糸こんにゃく」って何が違うの?
低カロリーだけど食べ応えがあり、料理のかさましやダイエットにもよく使われるこんにゃく。細長いものを「しらたき」とか「糸こんにゃく」と呼びますよね。この2つの違いを解説します。また、白いこんにゃくと黒いこんにゃくの違いもお伝えします。
「しらたき」と「糸こんにゃく」の違いは何?
しらたきと糸こんにゃくの謎を解くべく、両方の意味を辞書で調べてみました。
しらたきとは?
しら‐たき【白滝】
1 白布を垂らしたように流水の落ちる滝。
2 白いこんにゃく粉をこねて湯の中に細く突き出して固めた食品。
当然今回知りたいのは(2)の意味です。白滝は、こんにゃく粉を細く固めた食品なんですね。
糸こんにゃくとは?
いとごんにゃく【糸蒟蒻】
《「いとこんにゃく」とも》細くひものように切ったこんにゃく。また、しらたき同様、こんにゃく粉をこねて湯の中に細く突き出して固めたものもいう。
糸こんにゃくを調べてみると、「しらたき同様」という言葉が出てきてしまいました。ということは2つは同じものなのでしょうか。
「しらたき」と「糸こんにゃく」の違いは?
しらたきも糸こんにゃくも同じ「こんにゃく芋」から作られており、原材料は同じです。製造方法などから違う名前で呼ばれたこともあったようですが、今ではしらたきと糸こんにゃくに明確な違いはないようです。
ただし、地域によって呼び方に違いがある場合があり、関東ではしらたき、関西では糸こんにゃくと呼ばれることが多いです。筆者も関西出身のため、しらたきという言葉を覚えたのは上京してからでした。
白いこんにゃくと黒いこんにゃくの違いは?
しらたきにも糸こんにゃくにも、白いものと黒いものがありますよね。この違い何なのでしょうか。
これは海藻粉末が混ぜられているかによって差が出るそうです。主に関東では白いこんにゃくが食べられ、関西では黒いこんにゃくが食べられるという地域差もあります。
【まとめ】
しらたきと糸こんにゃくの違いについて解説しました。どちらもほぼ同じものと思ってよさそうですね。料理にいれるとカロリー控えめで満腹感が得られるので、ダイエットの際などにぜひ活用してみてくださいね!(大山奏)
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