秋の夜長に楽しみたい♡ 紙媒体の書籍が根強い人気なワケ
暑い夏が過ぎ、ゆったりと読書を楽しむ気分も高まる秋。持ち運びしやすくいつでも購入できる電子書籍が普及していますが、やっぱり紙の書籍が好き! という人や、お気に入りの本だけは紙で買っている! という人も多いですよね。
そこで株式会社RisingStarが全国の男女200名を対象に行なった調査を元に「紙媒体の書籍の好きなところは?」をランキング形式でご紹介します!
紙媒体の書籍の好きなところランキング
10位:書き込める
- 電子書籍でもメモ機能はあるのですが、紙の書籍の方が書き方の自由度が高いと思うからです。
- 自分の手で書くことによってよりインプットが深まりやすいため。(最悪そのページを破ってもいい)
10位は書き込めるという意見でした。参考書など勉強に使いたい書籍は特に、書き込みがしやすい紙媒体が便利かもしれませんね。
9位:全体を把握しやすい
- 見返すときにパラパラめくってざっと目を通せること。
- ページをめくることでどこまで読んだかわかりやすいし、達成感がある。
- 雑誌など一面にたくさんの情報が載っている本などは紙で全体を確認しながら読んだ方が読みやすいので。
電子書籍をスマホで読もうとすると特に、拡大しないと文字が読みにくく縮小しないと全体像が見えない…なんてこと、ありますよね。レイアウトや雰囲気も含めて楽しみたい! という場合には、紙で手に入れると全体を楽しめるうえに、気になる情報だけ情報を読み込みやすい利点があるようです。
8位:ページが探しやすい
- ペラペラとめくるだけで大まかな内容が分かるため、探したいページが見つかりやすい。
- 気になったりした部分があるとページを戻って読み返したりするので紙の方が好き。
- 仕事柄専門書を大量に読む中で、紙の本だと「あの本のこのあたりにこういう内容が書いてあった」ということが無意識に覚えられて、調べものが捗るから。
手で本を持っているとなんとなくの厚みでこのあたりに読みたい情報があったなと思い出しやすいですが、電子書籍の場合ページ数を覚えたりブックマークしていないとどのあたりに情報があったか思い出せず困ってしまうことも。雑誌などをざっとめくって気になるページを読みたいという人も、紙が探しやすいという意見もあるようです。
同率6位:シェアしやすい
- 気軽に貸し借りできるし、不要になれば売却もできるので。
- 家族や友人と貸し借りし合うのが楽しいからです。
家族や友達に面白かった本を読んでほしい! と思っても、スマホやタブレットごと貸すのは難しい場合も多いですよね。これは布教したい…! と思いそうなものは、紙で手に入れておくのがオススメです。
同率6位:しおりが使える
- 紙媒体だとしおりが使えるので、読み返したいところがすぐに開ける。
- 読んだ量、残りの量がひと目で分かるので、読書時間もスケジュールに入れやすくなるため。
- 電子書籍の場合、ものによっては、しおりやマーカーの機能が使えないため。
- しおりがあると残りのページ数が、ページの厚みによって感覚的につかみやすいから。
- ゆっくり読んでいく、しおりを使って重要なところまで戻りやすいのが良い。
- どこまで読んだかひとめでわかるらです。
電子書籍でもしおり機能が使えるものもあったりページ数が把握できるようになっていますが、ぱっと見でわかるとあと少しだから今日読み切ろう! などスケジュールが立てやすいですよね。電子書籍でまだ残りが長いと思って後日読んでみたらあとがきやおまけなどで実は本編はあと少しだった…なんてこともあるのではないでしょうか。読んでいたページに指を挟みながら残りのページをざっと確認するなんてことができるのも紙ならではですね。
5位:ブルーライトがない
- 長時間読んでいてもあまり目が疲れないので紙媒体が好きです。
- 安心して読めるからです。
- 携帯電話やパソコンから日常的にブルーライトを浴びるので、少しでも目への負担を減らしたいから。
- 凄く目が痛くなる現象もないですし、紙で見るまた昔ながらがすごく大好きです。1枚1枚に何か凄く感じられるところもすごく大好きです。
一日中パソコンに向かう仕事の人はもちろん、何かとスマホを眺める時間が長い人が増えている今、ブルーライトを気にせず見られる紙が好きという人が多いようです。また、眠る前のリラックスタイムに読書を楽しんでいるという人も、紙で楽しむことで睡眠の質が高まりそうです。
4位:紙の匂い
- 新品の本の匂いで癒されるからです。
- 匂いがいい。
- 電子書籍にはない独特な紙の匂いが好きだからです。ページをめくるたびにほのかに感じられるのが特に好きです。
- 新しいものはめくった瞬間にまずは匂いを嗅いでしまう。紙やインク独特の匂いだと思う。
紙の書籍ならではの「紙やインクの匂いに癒される」なんてマニアックな意見も、実は本好きには”あるある”のようです♪ 本の匂いを嗅いだことがない人も、一度試してみてはいかがでしょうか? どこかノスタルジックな気持ちになるかもしれません♡
3位:飾れる、コレクション
- コレクション性があって本棚が埋まってゆく楽しみがあるから。
- コレクションできて飾れて好きだから。
- 読書が趣味として、自分の部屋に飾ることができる。
- 気に入って収集している書籍はコレクション目的もあるので飾りたいから。
- お気に入りの本を本棚に並べて読み終わったあとでも楽しめるから。
- インテリアにも使える。
バッグやスニーカー、フィギュアなどコレクションを並べる人が多いように、好きな本が並んでいる光景は本好きにはたまらないもの。また、本の数が増えてくると電子書籍より本棚で見渡せるほうが気分で本を選びやすいなんてこともあるのではないでしょうか。また、本には並べたときに楽しめるよう背表紙が凝ったデザインになっているものも多いことから、並べて楽しめるのもワクワクしますね!
2位:目が疲れにくい
- 電子書籍は目が乾いてしまい集中できず疲れてしまう。
- 電子機器を見るのは、とにかく目に負担です。それで書籍を読むなんて辛すぎます。
- 目が疲れにくいというのが一番のメリットです。
- 画面を長時間見ると疲れるから。
- 目が疲れにくい方がどんどん読み進められるから。
- 電子のようにライトがないのがよい。
電子書籍を長時間読んでいると、前屈みの姿勢やライトで目の疲れを感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。また、暗いところでも手軽に読めるのも電子書籍のメリットのひとつですが、それが原因で目に負担がかかってしまうことも。休日に1日かけて小説を読みたい…! なんて時には、紙の書籍を選ぶと目の疲労が軽減されるかもしれませんね。
1位:紙をめくる感覚や手触り
- 目が疲れにくい、なども思いましたが、一番ぴったりくるものが、手触りだったから。
- 紙をめくる感覚を感じながら本を読むのが好きだし、紙がめくれる音も好きなので選びました。
- 確かアニメのPSYCHO-PASSで、槙島聖護というキャラクターがこう言いました。紙の本を読むのは精神の調律である、と。本を読んでいても内容が頭に入るとき、入らないときは紙の方がわかりやすいです。また紙をめくるときにたしかに、精神が研ぎ澄まされているなとか、集中できていないとわかります。普段Kindleで漫画や雑誌を読みますが、頭を使う内容の哲学書は紙一択です。
- 紙をめくる方が読んでいる感じを実感できる。スワイプでは物足りない。
- 読んだ!という満足感があるから紙の方が好き。
- 電子書籍も読みますが、紙の方が本を読んでる感が強いです。
紙をめくる手触りが好き! という意見が1位に輝きました。手触りや重さが感じられると、長い作品を読んだ達成感も高まりますね。また、紙がめくれる音が好きという意見も。静かな部屋で紙がめくれる音だけを聞いていると、自分で読んでいなくてもゆったりとした気分になりそうですね。
電子書籍も紙の書籍も好みで使い分けて読書の秋を満喫して♡
紙媒体の書籍の好きなところ1位は「紙をめくる感覚や手触り」でした!
電子書籍が普及する中、紙の書籍も確固たる人気を誇っています。視覚的な文章だけでなく、手触り、音や匂いなど語感にうったえてくる紙独特の風合いは誰しも心地よいと感じますよね。そのほかにも、ページがめくりやすい紙を採用したり、目が疲れにくい紙の色にするなど紙の書籍には読者への思いやりがつまっています。普段電子書籍派という人も、この秋はぜひ紙の書籍も一緒に楽しんでみてくださいね。
情報提供元/株式会社RisingStar