冬の肌トラブルの代表選手、乾燥。
「顔の保湿ケアはしています!」という方も、手や髪はきちんとケアできていますか? つい、乾燥したまま放置してしまっていませんか?
手や髪などのパーツケアはつい後回しにしてしまいがちですが、ここのケアをきちんとしてすみずみまで潤っていると、「いい女度」はグンとアップします!
そこで『美的』2月号より、本当に知りたい保湿ケアの【ヘア・ボディ編】をご紹介します。前回の【スキンケア編】とあわせて参考にしてみてくださいね。
Q.手の甲がガサガサして痛いのですが、水仕事が多いので、ハンドクリームを塗っても改善されません。確実に効くケアを教えてください!
A.先に化粧水やオイルを塗ると効果的です!
手が乾燥している方は「とにかくハンドクリームを塗るのみ」という対処をしがち。けれど、ハンドクリームを塗る前にオイル美容液や化粧水を塗ったほうが、肌が柔らかくなり、潤いを引き込む効果が高まって浸透しやすくなります。「今のハンドクリームが効かない……」という方は特に、是非一度試してみてください。
Q.ボディクリームは、手足だけでなく、おなかや背中にも塗ったほうがいいですか?
A.塗ったほうがより美肌になります!
おへその周りをクリームでマッサージすると、内臓が活性化されて美肌効果があります。また、背中は皮脂分泌が多いため、改めて保湿をしなくてもよいのでは? と思うかもしれませんが、乾燥すると余計に皮脂分泌が活性化するので、しっかり保湿をしましょう。
Q.体が潤う食べ物や飲み物はありますか?
A.たくさんありますが、まずは朝イチの白湯からスタート!
さまざまな「潤い食品」がありますが、最も手軽なのは白湯。体の中からあたため、血流をアップして潤わせてくれます。そしてナッツやごま、青魚、良質な植物オイルなど、適切な油を摂ることも重要になります。さらに、イソフラボン豊富な葛湯や葛きり、腸内環境を整えてくれる甘酒なども潤い効果があります。
Q.髪にオイルを塗っているのに、乾燥して広がります……。効果的なヘアケアを教えてください。
A.軽めのヘアミルクを持ち歩いてお直しを!
保湿効果に優れたヘアオイルを塗っていても、乾燥して広がってしまうのが冬の乾燥の威力。重ねづけしても重くならないヘアミルクを持ち歩いて、まとまり感のお直しをしましょう。さらに、冬季だけでもシャンプーやトリートメントなどのインバスケアを、しっとりタイプにしてみるのも効果的です。
「潤っていること」は美しい女性の絶対条件と言ってもいいくらい重要です。顔も、体も、髪も、すみずみまで潤った女性を目指しましょう。(後藤香織)
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