楽しい週末は一瞬で終わり、気がつけばすぐに月曜日。仕事のことを考えると何だか憂鬱で気が重くなってしまう……。
「サザエさん症候群」とは、日曜夕方、つまり『サザエさん』のテレビ放映を見ていると、もうすぐ休日が終わることが意識され、憂鬱になってしまうという現象のこと。そんな「サザエさん症候群」にならないために、『CanCam』4月号では月曜日を楽しく迎えるためのアイデアを特集しています。その中から選りすぐりの、月曜日をハッピーに迎えるために「日曜日にやっておきたいこと」をご紹介します!
■月曜日をHappyに迎えるために日曜日にしておきたいこと4つ
1:休日だからといってダラダラしない!週末の寝だめで体内時間がズレる!
作業療法士の管原洋平さんによると「体内時計のリズムがズレてしまうと、体がダルく感じたり調子が悪いと感じるようになります」とのこと。「休日の起床時間が平日よりも1時間遅れてしまうと、体内時間がズレてしまい、乱れたリズムを取り戻すのに1日かかってしまうんです! もし休日に寝坊してしまったら、起きてから1時間以内に日光を浴びるようにしましょう。ズレてしまう体内時計のリズムを少し取り戻すことができ、リズムのズレを最小限に抑えることができます」(管原さん) なるほど。できる限り平日と同じ起床時間をキープするように心がけることが大切なんですね。
2:デートの約束を入れて前日から気分を高める!
「月曜からデートはつらい! と思われるかもしれませんが、実はデートの約束を入れるのは、サザエさん症候群を逆手に取った方法」と教えてくれたのは、脳科学者の中野信子先生。
「好きな人と会う予定があることで、翌日が楽しみになりますよね。ワクワクする気持ちが約束の時間までずっと続きます。月曜の仕事のことを考えてしまうならば、いっそのこと楽しみな予定を入れてワクワクする時間を楽しみましょう」(中野先生)
3:日曜のごはんには疲れが取れる根菜を取り入れる
ビタミンが豊富な根菜は、体を温めて疲労回復に効果あり! 日曜の夜ごはんは根菜料理を一品追加して内側から疲れをリセットしましょう! 今の季節にオススメなのは豚汁。体がポカポカ温まり、睡眠もよくとれます!
4:起きたい時間を頭の中で3回唱える
前述の菅原さんが「朝が苦手な人」におススメしてくれたのは、自己覚醒法というワザ。「眠る前に頭の中で起きたい時間を3回唱える自己覚醒法という方法がおススメ。脳に起きる時間を覚えさせ、設定した時間までに体に起きる準備をさせます。初めは上手くいかなくても、2週間続けることにより目覚ましがなくても起きられるように!」(菅原さん)
日曜日にこれだけのことができれば、きっと素敵な月曜美人になれるはず! 次回は月曜の朝に気分を上げるアイデアをご紹介します!(坂田みやび)
これでカンペキ!→ 「サザエさん症候群」に負けない!楽しく月曜を始めるために朝やるべきこと
モデル/CanCam新世代モデル・タチバナサエリ
(『CanCam』2014年4月号)
【あわせて読みたい】