愛され妻になるための激ウマなお味噌汁の作り方の基本
日本人なら誰しもが愛し、熱々をひと口すすれば、ほっこり幸せを感じるお味噌汁。ですが、正しいつくり方は、わかっているようで、わかってない!? 日本の味を守るため『AneCan』3月号では「ご飯とお味噌汁」の基本を特集。その中から今回は、おいしいお味噌汁の作り方をレクチャーしたいと思います。
おいしいお味噌汁の作り方
お味噌汁の要は、だしと味噌を溶くタイミング。このふたつを押さえて、極上のお味噌汁を作りましょう。今回は昆布&かつお節でだしをとりました。
1:昆布を水につける
鍋に水を入れ、昆布を入れて30分ほどおいてから、中火にかける。沸騰直前に昆布を取り出す。
2:かつお節を入れる
昆布を取り出した鍋にかつお節を入れ、そのまま中火で加熱。再沸騰したら火を止めて、かつお節が沈むまで待つ。
3:だしを濾す
ボウルと濾し器を重ね、2つの鍋の中身を空け、だしを濾す。かつお節を絞って濾すと渋みがでてしまうので絞らないこと。
4:だしを火にかける
だし3と1/2カップ分を鍋に入れて火にかける。お好みの具をお味噌汁に適した、火の通りやすい大きさに切っておく。
5:鍋に具を入れる
だしが温まったところで、火が通りにくい具から順に加えて煮立たせます。根菜の場合は、だしを火にかける段階で一緒に入れて煮はじめる。香味野菜のような香りを楽しむ具は、香りを活かすために、最後に入れて、あまり煮立てないようにするのがポイント。
6:味噌を溶いて火を止め、完成
お玉に味噌大さじ3をとり、菜箸で溶きいれて、沸騰直前に火を止める。味噌を入れてから沸騰させると味噌の風味が落ちてしまいます。
いざ。食す
まず驚いたのが、風味がすごくいいことです! 味噌とだしの風味が折り重なり、そのあと角がなくまろやかな味が残ります。だしをちゃんととったことがなかったですが、こんなにも差が出ることに感動しました。
【まとめ】
もうこれを食べた殿方は、私のもとから離れられなくなるなぁと妄想が広がるほどおいしかったので是非お勧めです!(坂田みやび)
(『AneCan』2014年3月号)
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