炊き立てのご飯があれば、毎日頑張れる! しかもおいしいご飯を毎日炊くことができれば、もう人生の幸せは手に入ったも同然! 決して言い過ぎでないと思うほど、日本人の食生活の基本であるご飯ですが、ちゃんと炊き方を知っている人はどれくらいいるでしょう。毎日おいしいご飯を食べたい!作りたい!方のために、『AneCan』3月号では「ご飯とお味噌汁」を特集。その中から今回は、お米マイスターの澁谷梨絵さんに聞いた、おいしくなるご飯の炊き方を実践してみました♪(せっかくなので私は土鍋でご飯を炊いてみました♪)
■格段においしくなる!ご飯の炊き方の基本
1:お米を水にさらす
ざるを重ねたボウルに計量したお米を入れ、水を注ぐ。ここでお米が洗米中に給水する水の6~7割を吸うので、最初の水はミネラルウォーターが◎。
最初に注いだ水では付着したごみなどを流すだけなので、すぐに捨てます。
2:お米を洗う
お米を傷つけないようにざるを揺らす程度でOK。これなら冬場の冷たい水でも辛くないですね! ゴシゴシ研ぐと米が割れるので、ざるを揺らしながら、水の中をくぐらせる。水を替えながら2~3回繰り返す。ここは水道水でOK。
3:水切りする
ざるに上げて5分程度、水切りする時間をとる。この行程で正確な水加減ができ、炊き上がったときにご飯がべたつかない!
―――ここまで土鍋も炊飯器も同じ! 炊飯器はこのまま炊飯釜に移し、浸水させ(土鍋と同様)水を入れスイッチを押すだけ!―――
4:浸水させる
米を土鍋に移し、水(ミネラルウォーターが◎)を1合に付き、180cc入れ約1時間浸水する(新米なら2時間、夏なら30分でOK)。
5:炊く
土鍋に火をかけ、強火で沸騰するまで8~10分、弱火にして10~15分加熱。早めに沸騰したら、その時間の1.5倍弱火で加熱する。とにかくふたはしっかり閉じたままでキープ! 不安で胸が張り裂けそうでもキープ!
6:蒸らす
火を止め、そのまま10分間おく。鍋の中の蒸気がご飯に吸収され、よりふっくらとします。あぁ早く開けたい……。
7:混ぜて、完成
ドキドキの御開帳! とっても綺麗に炊き上がりました♪ この感動は土鍋ならではです。しゃもじで底からご飯を持ち上げ、全体の空気に触れさせながら混ぜると、べとつかない。このときおこげも確認できテンションも上がります。
8:食す
このテカテカと光るご飯はまさに格別。ひと手間加えるだけでもこんなに違うのだなぁと実感しました。私は卵かけご飯で食べたのですが、この上なく幸福な時間でした。と同時にこのご飯で殿方のハートを奪える! と確信に変わった瞬間でもありました。
想像するよりもずっと簡単だったので是非おすすめです! 今度はお味噌汁のおいしい作り方もご紹介します!(坂田みやび)
おいしいお味噌汁の作り方→ 愛され妻になるための激ウマなお味噌汁の作り方の基本
(『AneCan』2014年3月号)
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