さて、新年も明けて2日めになりましたが、今年の目標、しっかり立てましたか？
一年の計は元旦にあり……と言いますが、今からでも遅くはありません。
しっかり目標を立てることで、メリハリのついた2017年にしていけるはずです。
というわけで、Woman Insight編集部が20～30代の働く女性に、「あなたが実践している目標の立て方」を調査。その中からおすすめのものをご紹介していきます。
理想の自分になれる目標の立て方
◆とにかく目標は具体的にする
「今年こそやせる」とか「貯金する」という目標、立てていませんか？ それではぼんやりしすぎていて、結局2017年の末に「今年もダメだったから来年！」となることが目に見えています。
例えば「4月までに2kgやせる」「2017年中にプラス100万円貯金」など、「いつまで」「どのくらい」など、具体的な数値を使った目標にしましょう。特に「期限を設定する」ことは非常に重要です。
そして、それを実際の行動レベルまで分解して考えましょう。たとえば4か月で2kg落とすためにはどのくらい運動をして、食事はどのくらいにするのか。100万円貯金するなら、月にいくらまで使っていいのか。行動レベルまで落とし込んだときに、それがどう考えても実現不可能な場合は、その目標はあなたには合っていない目標です。立て直しを考えましょう。
◆「なったつもり」の自分を想像する
特に「わりとこれまで叶えてこれなかった、大きな目標」のときに使える手です。「これは難しそうだな……」というゴールを、「通過点」として考えると、意外と簡単に達成できる、ということがあります。学生時代のテストで、100点を目指して勉強すれば70点を取るのは簡単だけど、70点を取るのを目標にすると70点は難しい……そんな経験、ありませんか？
たとえば「ウエストを3cm減らしたい」なら、「減らした上で、いつか履いてみたかったあのブランドのスカートを着こなす」ということをさらに目標にしてみる。貯金をするなら、貯金をした上でさらに何をしたいのかを考えてみる。「今考える目標の、その先」を考えてみましょう。
◆目標をビジュアル化してみる
「服が欲しい」「かわいくなりたい」「インテリアにこだわりたい」など、ビジュアルでわかりやすい目標を決めるときは、なりたいイメージを画像で集めておくと、具体的な方向性が決まり、目標に叶いやすくなります。
スクラップブックを作るもよし、ネットで画像を探してきてフォルダを作っておくもよし。なりたいビジュアルを決めておくと、欲しいものが見つかったときに目に飛び込んできやすくなります。
◆100個やりたいことを書き出す
仕事の大きな目標でも、月に3つ以上新しい料理を作ってみるという暮らしの目標でも、どこのお店に行ってみたいというすぐ叶えられそうな願望でも、とにかく100個「今年やりたいこと」を書き出してみましょう。
なぜ「100個」かというと、年末に振り返ったときに、その目標をいくつ叶えられたか、という観点から、「今年は80個叶えたから80％達成」など、わかりやすく「今年の達成度」を作れるから。
もちろん今100個思いつかない人は70個にして後から30個足してもいいし、それでもそんなに思いつかない人は最大50個にして、1つの目標につき2％、としても構いません。
◆一覧にして、毎月振り返る
是非おすすめしたいのが、この「一覧にする」こと。
ノートに書き出すでもよし、パソコンでエクセルなどに打ち込むでもよし。
そうして書きっぱなし、打ちっぱなしにしないで、それを毎月末に振り返って、自分の中で中間報告をしましょう。「これはあと少しでできそう」「来月こそはこれをやろう」と、目標を着実に叶えていけます。
逆に、「これは状況が変わったから無理そう……」というものも出てくるかもしれません。その際は最初に立てた目標に固執しすぎず、達成できそうなものに変えるのもアリです。「目標のための目標」ではなく、「自分がよりよく生きるための目標」でなければ意味はありません。
全部やるのは大変そう……という方でも、「具体的にする」「一覧にして、振り返る」の2つは特におすすめしたいこと。この2つを頭に入れながら目標を立てることで、立てっぱなしになりません。
誰でも24時間365日、与えられた時間は同じ。
よりよく、より楽しい人生を生きるために、是非こんな「目標の立て方」、参考にしてみてくださいね。（後藤香織）
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