全世界1億1500万本以上の売り上げを誇る、『FINAL FANTASY』シリーズがフルCG長編映画に！
2016年9月に全世界同時発売予定のシリーズ最新作『FINAL FANTASY XV』と同じ世界、時間、キャラクターで描く、もう一つの物語。ゲーム制作と同じチームだからこそ実現した、メディアミックスの完全連動のフルCG長編映画『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』。
物語のカギを握る 「ニックス」と「ルナフレーナ」の日本版の声を演じる俳優の綾野剛さんと女優の忽那汐里さんにお話を伺ってきました。
Woman Insight（以下、WI） 今回、綾野さんは声優初挑戦、忽那さんは二度目の声優挑戦とお聞きしましたが、お二人が事前に準備した事や、参考にした物などはありますか？
綾野剛さん（以下、綾野） 僕は『ファイナルファンタジー』（以下、FF）のファンで、FFの事はわかっていましたが、声優初挑戦。忽那さんは声優経験はあるそうですが、FFのことはそこまで知らないということもあったので、一緒に勉強会といいますか、スクウェア・エニックスの皆さんとその世界観を体感したり、羞恥心を捨ててわからない部分を質問したりする場を事前に作っていただきました。あとは、プロの声優の方は事前に（映像を）見たりはしないそうですが、僕はやれることはやりたかったので事前に映像を見せていただいて家で練習しました。
WI 綾野さんは、喉に鍼を打たれたと聞きましたが。
綾野 それは声がかれたわけでなく、声帯を強くするために鍼を打ちました。これは舞台の時もやるんですが、声がかれてからでも鍼を打つと声はぬけますが、まず 声がつぶれないようにするのが前提なので、事前に打っておくと自然治癒能力があがって声帯が強くなるんです。それと僕が演じたニックスは、僕より線の太い方なので表情に合わせてなるべく太い声を出したかったっていうのもありました。
WI そのためだったんですね。忽那さんはいかがですか？
忽那汐里さん（以下、忽那） 私は台本を読んで、まず話の内容を理解するのが難しかったというか……全然わからなかったんです。例えば、ナイフのような物を投げるとそこにワープできるという部分があったんですけど、そのト書きとかを読んでも目に浮かんでこないというか……。
WI ゲームをやっていないと想像もつかないですよね。
忽那 ひとつひとつのモンスターの説明ですとか、正直何度読んでもその世界観を掴むのがすごく困難で、自分の想像力だけではどうしても理解できなかったのですが、映像を見た時に全部一致していきました。（FFは）ファンの方が多いので、その世界観をちゃんと理解して準備していくっていうことが私の場合は一番大事でしたね。
