今年は6月解禁!企業の選考担当者に「新卒採用基準」を聞いてみた

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2017年卒の新卒採用活動は去年までより2か月早い、6月から解禁される指針となった今年。希望の職業に是が非でも就きたいですよね! 株式会社エヌ・アンド・シーが採用業務に携わっている、20~69歳のビジネスパーソンを対象に「新卒採用に関する調査」を実施。

さっそく、選考担当者が「新卒者の選考で評価するポイント」を発表。

■就活生の選考で評価するポイント
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1位「人柄の良さ」54.7%
2位「成長意欲の高さ、将来性」45.2%
3位「空気を読む力」43.8%
4位「学校で学んだ専門分野」39.2%
5位「ビジネスマナー」32.1%

 

意外にも学校で学んだことや、ビジネスマナーといった能力よりも、就活生の「人となり」や意欲などを注視している結果に! このほかにも「質問力」や「雑談力」などコミュニケーション能力を重視。具体的には、相手の表情などから言外に含んだ意味を読み取れたり、的確な質問ができたりといったコミュ力を、面接などでチェックしている先行担当者が多いよう。面接の場では自己アピールをするというよりも、「落ち着いて普通の会話ができる人」であればいいくらいの気持ちで臨むといいかもしれません。

では就活生から面接でどのような質問をされたら好感を覚えるかを聞くと……。
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1位「具体的な仕事内容に関する質問」45.8%
2位「前向きな姿勢や成長意欲が伝わってくる質問」40.5%
3位「仕事のやりがいや働く喜びに関する質問」36.1%
4位「長期的に働きたいことが伝わってくる質問」28.4%
5位「自社/自団体で働きたい気持ちが伝わってくる質問」35.6%

 

面接時の「逆質問」タイム。大事な情報収集の場であると同時に、自己アピールの場でもあると言われていますが、自己アピールよりも、シンプルに「仕事内容の質問」の方が好感を持ってもらえるよう。その場合、NGなのは「調べればわかる質問」。せっかくのチャンスなので、その会社で働いている人だけがわかる具体的なことを聞くとよいでしょう。もちろん事前に「逆質問」をいくつか考えて用意しておくとベター。

 

ちなみにいざ入社したら思ってたものと違ってた……なんて「入社後のミスマッチ」に陥らないためにはどうするべきか聞いたところ、就職先を選ぶために重視すべきポイントは、(1)「職種(担当する仕事内容)」、(2)「将来性(ビジネスモデルや商品力、技術力など)」、(3)「業種」、(4)「安定性」、(5)「社風、企業文化」となりました。ついつい「業種で探して安定した会社」を選びがちですが、長い目でみると「職種で探して将来性のある会社」のほうが結果的にいいということですね。

今の時代、女性は結婚後も出産後も仕事を続ける人が多いので、女子のみなさんは企業の体制にも注目する必要があるかもしれませんね。(あおいあん)

情報提供元:株式会社エヌ・アンド・シー

 

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