最近は「パンツも履きます」モデル押切もえのチャレンジ!

2007年の『AneCan』創刊以来、ずっと同誌のトップモデルとして走り続けている押切もえさん。今年の8月に処女小説『浅き夢見し』を発表し、大きな話題を呼んでいます。それだけではなく、10月11日からはオープンしたばかりのロクシタン 新宿店のギャラリーにて絵画展を行うなど、多方面にわたり精力的な活動を展開している押切さんに、最近の日々についてお聞きしました。

お話を伺ったのは、10月19日にTSUTAYA横浜みなとみらい店で行われた『浅き夢見し』発売記念イベントの日。『MARNI』のキレイなピンクのワンピースで現れた押切さんに、まずは秋のファッションについて伺いました。

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『CanCam』時代から現在の『AneCan』誌面でも、どちらかといえば「かわいい系」よりは「カッコいい系」の服を着ることが多い押切さん。その反動か、女性らしいラインや、ふんわり感のあるフェミニンなファッションをプライベートでは好んでいたとのことですが、今年はどうやら違うようです。

「今年は黒やモノトーン、ダークカラーもいいなと思っています。撮影でカッコいい系の服を着ることが多かったので、今まではプライベートでデニムなどはあまり履かなかったんです。でも、最近はパンツも率先して履いていて、幅を広げるようにしています。私生活でも仕事でもいろんなチャレンジをしているので、洋服でもチャレンジをしていきたいですね」

お話を伺っていると「チャレンジ」という単語が押切さんの口からは何度も出てきます。忙しい日々の中でもチャレンジ精神を忘れない、その源はなんなのでしょうか?

「常に新しいことに触れていたいんです。毎日鍛錬。知らないことを知ったり、できないことができるようになるのって、楽しいじゃないですか! 作ったことのない料理を作ってみたり、行ったことがない場所に行ってみたり……」

 

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仕事で日本だけでなく、海外に行く機会も増えている押切さん。10月14日に九州最大のファッションイベント「福岡アジアコレクション」が、福岡の姉妹都市である韓国の釜山で開催された際にも、蛯原友里さんらと出演した押切さん。日本のコレクションのようにステージが高いわけではなく、パリコレのような低く長いランウェイだったことが新鮮だったということでした。釜山のショーの話をしていると、「もっと海外で仕事をしてみたいです」と目をきらめかせました。

「日本のファッションを海外の方に知ってもらえる機会もすごく嬉しいですし、いろいろなところに行きたいですね。行きたい国は、ちゃんとお話すると30分くらいかかります(笑)! そうですね……5月に大好きなハワイでショーに出させていただいて、とても楽しかったので、またハワイでお仕事したいですね。あとはヨーロッパの文化が好きなので、ミラノをはじめとしたイタリアや、フランス……あと、アジアも! シンガポール、香港、そしてまた韓国も行きたいです(笑)」

押切さんがいつでもチャレンジ精神を忘れないのは、仕事だけではありません。次回はこの秋の押切さんの、チャレンジ精神溢れるプライベートについて伺います。(後藤香織)

 

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『浅き夢見し』押切もえ(小学館/1,260円)

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